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黒夢、ヒット曲を封印して一夜限りの復活&解散ライブ

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 99年に“活動停止”したロックバンド・黒夢が29日(木)、東京・日本武道館で一夜限りの復活を果たし、デビュー15年目での解散ライブ『KUROYUME“the end”〜CORKSCREW A GO! GO! FINAL〜』を開催した。過去に決着をつけるべく、敢えて懐かしさを捨て「少年」や「MARIA」などのヒット曲をほぼ封印。全23曲を熱唱したボーカルの清春は、最後に「お別れです。またどこかで会いましょう。僕はまだ歌ってます」とファンに惜しまれつつも黒夢としての活動にピリオドを打った。

黒夢の解散ライブ『KUROYUME“the end”〜CORKSCREW A GO! GO! FINAL〜』で熱唱する清春 

黒夢の解散ライブ『KUROYUME“the end”〜CORKSCREW A GO! GO! FINAL〜』で熱唱する清春 

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 昨年、清春が自身の40歳のバースデーライブで「これからの僕の音楽の未知数を知るために終わらせたいことがある」と切り出して実現。90年代に爆発したビジュアルシーンを席巻した、1つのロックバンドの歴史に幕が降りた。怒涛の如く展開したライブで清春は「昨日のこと、明日のことじゃなく、今を楽しみましょう。心から楽しみましょう。今が全てです」とメッセージ。ベースの人時は一言も発することなく、太いベース音とソロパフォーマンスでファン1万3500人を魅了させた。

 そしてラスト1曲となった場面で、この日唯一のシングル曲「Like@Angel」を解禁。ドッと沸く歓声と大合唱を受けた清春は「ありがとう、黒夢でした」と深々とお辞儀。人時と熱い握手を交わすと、惜しみない拍手と「ありがとう」という言葉が会場にこだました。

 この日の模様を収録したライブアルバムは3月18日(水)、DVDは3月25日(水)に発売される。

黒夢の公式ファンクラブサイト


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