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坂本龍一が『戦場のメリークリスマス』秘話を告白!「生意気な当時の自分を殴りたい」

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 音楽家の坂本龍一が16日(土)、都内で衛星デジタルラジオ・ミュージックバード『宮本文昭のNEXTAGE』の収録に参加。音楽を手がけた映画『戦場のメリークリスマス』『ラストエンペラー』について「音楽家としてではなく役者としてオファーがあり、最終的に(音楽を)担当することになったんです。でも当時の自分は生意気な対応で……」と秘話を明かした。

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 米ニューヨーク在住の坂本は現在、イベントライブへの出演などで数週間日本に滞在中。同番組では、世界的オーボエ奏者として有名な宮本氏からの質問を受け、テクノジャンルでその地位を不動のものとしたYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の誕生秘話やその後の活動について語った。

 「作曲家なのに、譜面を書くのが嫌い。感情がでない(シンセサイザーの)機械的な音が気持ちよかった。YMO結成時や映画への出演オファーが来た時も生意気な対応で、今なら当時の自分を殴っていたと思いますね」と苦笑い。「大島渚監督には『怒鳴られたら帰りますから!』って伝えて撮影に参加した。役者も映画音楽の経験もゼロなのに、よく受けてくれたと驚きましたね」と当時の心境を語った。

 さらに、YMOの曲が大ヒットした際も「ひとり孤独を楽しんでいたのに……。(有名になったことを)受け入れられなかった」ことや、近年再結成した時も「YMOで領収書をきってご飯食べたりしよう!って話してた」とざっくばらんに語った。関係者によると今後は、来春に発売予定の5年ぶりのソロアルバムの制作に入り、その後、4年ぶりとなる国内ソロツアーを展開するという。

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