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坂本龍一、新曲を解説付きで公開

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 教授の愛称で親しまれる坂本龍一と、造形アートとサウンドアート両面で世界的評価を受けているカールステン・ニコライが19日(土)、アップルストア銀座においてトーク・イベントを開催。世界各国のiTunes Storeで作品が配信されている2人は、新曲「utp_」を解説を交えて公開した。

新曲を解説する坂本龍一とカールステン・ニコライ 

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 これまでも頻繁にコラボレートしている2人は、昨年11月にもドイツのマンハイムで『utp_』と題したコンサートを開催。その模様を収録したDVDが付いた新曲「utp_」が6月25日(水)に発売されることから、今回発売に先駆けその一部を本人達が解説した。

 楽曲制作のモチーフはマインハイムの街ということで、ニコライは「マインハイムの街は格子状になっているので、CD収録最大時間の72分を140個のブロックに分けて音楽を入れていった」と制作の過程を説明。坂本は「格子状の街というのがヨーロッパでは珍しい=ユートピアから“utp_”と名付けたんです」と名前の由来を明かした。

 「utp_」はDVDにCDが付いた限定盤で発売されることが決定しており、坂本は「もしこの曲を演奏したいという殊勝な方がいれば、ハードディスクの音を提供します。自由な解釈で独自の演奏をしてみてください」とコメント。イベント最後には「utp_」の音素材を使ったパフォーマンスを披露した。

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