音楽プロデューサーに早弾きのテクニシャンで知られるギタリスト横関敦を迎えたアルバム『Madam madaM』で26日にデビューするMADAM REY。生粋のヘビーメタルサウンドの作品だが、歌っているのは野球評論家で元プロ野球選手の田尾安志氏の夫人ということがわかった。農家に育った温厚な青年が、ステージ上では激しいヘビメタを歌うという二重人格を描いたコミック『デトロイト・メタル・シティ』が松山ケンイチ主演の映画化で話題だが、まさにそれのリアル主婦版といった感じだ。

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　ミステリアスなメタル・ディーヴァとの呼び声も高い彼女。メタル・ギタリスト横関敦を迎えて制作した今作では、女性ならではの繊細でしなやかなボーカルとパワフル＆ヘヴィなサウンドが融合し、刺激的な世界を披露。アルバムには「無限地獄」「Lair」といったヘビーなタイトルが収録されている。

　なお、夫人はこれまでにもReyという名義で『エクスプレッション』という作品などもリリースしたことがある。ちなみにこちらは、ボサノバからワルツまでアコースティック系のサウンドで、「うさぎ」「ひらり」といったタイトルが並ぶ。今回のメタル版田尾夫人の活動が注目されそうだ。