東日本大震災の発生から2ヶ月。国や各自治体はもちろん、1日も早い復興を願って芸能界でも支援の輪が広がっている。テレビ番組やニュース・ネットなどで、それらの活動や成果を目にすると、著名人が行動することによって生まれる力の大きさや大切さを感じずにはいられない。もちろん、公に明かされない目に見えない支援が数あることは百も承知だが、ORICON STYLEでは今回の震災を受け『改めて“行動力がある”と感じた著名人』について調査した。その結果、地震直後に自ら被災地へ向かい救援物資を届けたという【江頭2:50】(1位)をはじめ、極秘の現地入りや寄付が伝えられている【中居正広】(2位)、炊き出しに出向きお腹と心を満たした【石原軍団】(3位)ら、誠意のこもった行動が被災地だけでなく日本中を勇気づけた著名人の名前が挙がった。 懸命の救助にあたる自衛隊や避難や治療に尽力した医師団、町の再建を目指す各役所の方にボランティア活動に携わる人など、この2ヶ月間に渡るさまざまな人々の行動は、日常を取り戻すための大きなパワーとなってきた。そんななか、ある種私たちの生活に身近な芸能界でもいろいろな取り組みが行われてきた。上半身裸に黒タイツ姿がお馴染みの1位の江頭は、体当たりな芸風で普段から行動力を感じる芸人の1人。今回の震災では、周囲には告げず、自ら支援物資を積んだトラックを運転し被災地入りしたことで「エガちゃんの思いやりには感動した」(岡山県/20代/男性)と、彼の普段のキャラクターとは間逆の印象を与えることになった。