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　お笑いトリオのダチョウ倶楽部、お笑いタレントの出川哲朗、有吉弘行が25日、お笑いDVD『リアクションの殿堂〜遺作〜』の発売記念イベントを都内で行った。「20年間やってきた芸の面白さが、全部詰まってます」（上島竜兵）と満足そうなダチョウ倶楽部は、“リアクション芸人”の次なる後継者として有吉を指名。「有吉以外考えられない」（肥後克広）と太鼓判を押されるも、当の有吉は顔を歪ませ「もう、リアクション芸に未来はないんで…」と、得意の毒舌でキッパリと固辞した。

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　前作『リアクションの殿堂』の売上は1万枚超えを記録。リアクション芸人としての地位を確立しているダチョウと出川が、今作でもテレビでは観られないリアクション芸を追求し、“巨大ミキサーから注がれる中身を当てるクイズ”や、“リアクション芸を熟知した彼らにしかできない究極の鉄板芸”など、体を張った過激な芸を披露している。

　その完成度の高さに肥後は「代々、芸能界に残すべきDVDになった」と誇らしげな笑みを浮かべ、上島も「これで売れたら『リアクションの殿堂〜復活〜』を出そうかと」と得意げに語った。一方の有吉は、冷めきった反応で「“アメトーク”や“すべらない話”（の売上）は100万枚。こちらは1万枚…。遺作ですね」。これにはダチョウの3人と出川も「比べるなよ！」と総ツッコミを入れた。

　リアクション芸を後継している後輩芸人として寺門ジモンは「森三中とか、イモト（アヤコ）とか」と名前を挙げ「それを回していくのが、有吉」と“最終バトン”を有吉へと渡した。また、後輩にもかかわらず罵声を浴びせてくる有吉に怒りを感じないのか？と聞かれると上島は「仕事ですから」と即答。寺門も「（有吉は）楽屋では凄くいい人。このキャラを芸としてやってますから」とフォローしていた。