2005年2月に難病の多発性硬化症と診断され闘病中の落語家・林家こん平(67)が18日、闘病生活を記した著書『チャランポラン闘病記』の発売を記念し都内で記者会見を行った。日常生活に支障はないが、発声は不自由というこん平は、今回の出版に対し「こんな嬉しいことはない。本ができてビックリです」と絞り出して安堵の笑み。自身の師匠・初代林家三平さんの妻で林家一門を束ねる海老名香葉子さんも同席し「絶対に引退はしません。病気を克服して高座を務めるという一心です」と改めて復帰する運びであることを明言。こん平も生涯現役を掲げ、お馴染みのフレーズ「チャラ〜ン!」と叫んで健在ぶりを示した。
2010/03/18