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　お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアとケンドーコバヤシのコンビが、お笑い映像コンテスト『S-1バトル』（ソフトバンクモバイル主催）の10月度月間王者に決定し30日、都内の同社で表彰式に出席した。読売テレビ・日本テレビ『にけつッ!!』で共演する2人は、番組名そのままのコンビ名で参戦。『面白い“あっち向いてホイじゃんけん”』というネタでチャンピオンに輝いた同コンビ。ケンコバは「歴史上、こんな“あっちむいてホイ”で利益生んだか？ 1000万円もらっちゃダメな作品。すみませんでした！」と頭を下げた。

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　『S-1バトル』は、漫才、コントなどネタのジャンルや芸歴を問わずに3分以内にまとめた映像作品でエントリーする新たなコンテスト。ソフトバンク携帯電話ユーザーの投票によって月間チャンピオンが決定され、年間王者を決める大会への切符を手にする。年間王者の賞金は1億円と破格の待遇が話題を呼んでいる。

　前々回が3位、前回が2位と3度目の正直でチャンピオンとなったケンコバは「ギリギリの戦い。これだけのために数か月費やした」と嬉しそうな表情。動画では、ジュニアが謎の動きをしながらじゃんけんを行う姿が映るが「最近、Jホラーが流行ってるでしょ？あれ、ジュニアの“J”なんです！ お金？ お金欲しさにやってるんじゃない！」といつもの調子で報道陣を一喝。

　途中までは、それに同調していたジュニアだったが、最後には「もし、お金を次回の年間チャンピオン大会の制作費以外で分けるなら……僕が7、ケンコバは3ですね。吉本は、縦社会なんで」と最後まで1000万円の目録を離さないままその場を去った。

　10月度の決勝にはジュニア＆ケンコバの“にけつッ!!”コンビをはじめ、3度目のチャンピオン奪取を目指すお笑いコンビ・トータルテンボス、「5秒大喜利」のタイトルで参加したペナルティのワッキー、さらに中川家の4組が進出していた。