アイドルグループのももいろクローバーZが25日、東京・浜町の明治座で『第2回 ももクロ一座 特別公演』のゲネプロ公開＆取材会に参加した。

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　2021年に上演されるはずだったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期になった公演。2年後しに座長を務める玉井詩織は「ゲネプロを終えて、いよいよ本番が始まるんだなと、ひしひしと感じています。今回の『ももクロ一座』は私が異世界に行ってしまうところから物語が始まるんですけど、一見ファンタジーの作品のように、聞こえる。でも実際は、大人になった皆さんとかにも同じような気持ちを抱えていらっしゃる方とかもたくさんいらっしゃると思う。ファンタジー要素もありながら、現代社会に問いかけてくれるメッセージ性の強い作品だと思っています」とアピールした。

　百田夏菜子は「舞台は何度か延期になってしまっていて、やっと今回開催できる。私たちもすごく楽しみにしていましたし、観に来てくださる方に少しお待たせしてしまったんですけど、本日から皆さんにお届けできる。この日が来たことをすごくうれしく思います」とにっこり。「今回は詩織が座長ということで、詩織の役もそうですし、周りの人たちもキャラクターの立った人たちがたくさんいて『自分がこの人に似てるかも』なんて楽しんで見ていただけるかなと思います」と呼びかけた。

　高城れには「今回も豪華で個性あふれるメンバーでお届けする。本当にリハーサルから楽しくて！　和気あいあいとした雰囲気。演じてても毎回毎回、新たに気付くことがたくさんあって。ファンタジー要素が盛り込まれてる中で、本当に観てるお客様もたくさん気づきがあるんじゃないかなって。それが自分の中でいろんな宝物になったらいいなと思います」とコメント。

　佐々木彩夏は「本当にみんなの言った通り、楽しく本番初日をこうやって迎えられてうれしく思っております。夢というキーワードが、テーマとしてたくさん出てくるので、将来の夢っていう夢だったり、寝ている時に見る夢だったり、夢と言ってもいろんな夢があると思うので、見に来てくださる皆さんのいろんな夢が膨らむような舞台を届けられたらなと思ってます」と意気込み

　続けて佐々木は「しおりんのかっこいい座長姿も見どころなんですけれども、オラキオさんの爆笑に次ぐ爆笑を生むシーンがたくさんあると思う！真剣なシーンも、もちろんあるんですけど、楽しいシーンもあるので、私たちもアドリブを入れられたりとか楽しみながら本番の期間を過ごしたいなと思ってます」とニヤリ。「ね、オラキオさん？」と佐々木から目線を向けられたオラキオは「そういうのは言っちゃダメ！」と苦笑いだった。

　『ももクロ一座 特別公演』は、大江戸ミュージカル『CHANGE THE FUTURE！〜未来を変えろ〜』と、ももクロのヒット曲満載でお届けするライブショー『ももいろクローバーZ 大いに歌う2023』の2部構成。書き下ろしの楽曲で彩る新作ミュージカルの座長は百田夏菜子、高城れに、佐々木彩夏も舞台に華を添え、座長を盛り立てる。共演には、前作に引き続いての出演となるお笑い芸人のオラキオをはじめ、元宝塚歌劇団宙組男役で現役アイドルの彩羽真矢、さらに日本のロック界をけん引し続けるロッカー・大友康平が出演する。

　『第2回 ももクロ一座 特別公演』は、きょう25日に開幕し、12月3日まで上演される。

　会見には、大友康平、彩羽真矢も参加した。

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