俳優の清原果耶（21）、小関裕太（28）が20日、大阪市内で行われた舞台『ジャンヌ・ダルク』取材会に出席し、息のあったトークを繰り広げた。

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　長きにわたるイングランドとの戦争（百年戦争）に疲弊したフランスに登場し、目覚ましい活躍を遂げながら、19歳で命を散らしたジャンヌ・ダルクをめぐるストーリー。舞台初挑戦となる清原がジャンヌ・ダルク役、小関はシャルル7世役。さらに、総勢100人超が出演する大規模カンパニーとなる。

　けいこの様子を聞かれ、清原は「何て答えるのがいいですかね？」と小関に目をやり、「楽しいです」とうながされ、そのままシンプルに「楽しいです」とニッコリ。その上で「舞台が初めてなので全部に関心がある。自分が出てないシーンでもものすごく勉強になる」と目を輝かせた。

　映像作品とは違い、毎日のスケジュールが「こんなにも」というほどきっちり決まっているという。清原は「何時から何時、次の日も何時から何時。今はもう慣れてきた」とルーティンを楽しんでいる様子。

　小関は、ジャンヌ・ダルクの後押しを受けて王となるシャルル7世について「想像していたより、調べれば調べるほど複雑の極み。まだ理解しきれていない。理解するっていうか実感しきれていない。（自分と）まったく違う人だと思う」と表現。演出・白井晃氏の作品は7年ぶりで、積極的にディスカッションするなど「（前回の）コテンパンとは違う関係になれたのかな」と成長を明かしていた。

　11月28日に東京（東京建物 Brillia HALLで）幕を開け、大阪（オリックス劇場）は12月23日〜26日に上演される。