歌手の石川さゆりが5月31日、自身初の配信限定シングル「愛されるために君は生まれた ※with KREVA, SEIJI KAMEDA」を発表した。リリース前日の30日には、同曲に参加したラッパーのKREVA、音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治とともに都内で行われた報道陣向けの取材会に参加した。
石川ははじめに、デビュー50周年で初の配信シングルとなる今作を制作した経緯について説明した。「ここ数年、コロナや戦争、貧困格差といった社会問題で、一番力のない子どもたちにしわ寄せが行っていると感じていた」とし、「そんな話をリハーサルで亀田さんやKREVAたちとして、私たちができることはなんだろうと考えたとき、音楽で伝えたいと思った」と語った。
亀田は「いろいろなことがなかなか収束していかない中、『今回ばかりは黙っていられない』というさゆりさんの思いを感じたんです」と回顧し、作曲作業では「我々は”伝説のさゆりメモ”と呼んでいますが、『こういうことを歌いたい』という言葉がつづられたノートを見せていただき、それを作詞家のいしわたり淳治さんとともに読み解いていった。さゆりさんがまいた言葉の種が、しっかりと花咲いたと思う」と自信ものぞかせた。
KREVAは石川からのオファーを「狙いや"てらい”がまったくなくて、『子どもたちをなんとかしたい』という気持ちをピュアにぶつけてくれた」と振り返り、「だったらその気持ちを、そのまま歌にしましょうと。なので、僕も『”弱い生き物”が守られながら育ち、いずれ誰かを守る存在になってくれたらいいな』と思って歌詞を書きました」と、自ら手がけたラップ詞に込めた思いも伝えた。
石川たちは現在、本作の収益をチャリティーとして寄付できるように模索している最中だという。亀田は「チャリティーは、どうしても誰かが置いてけぼりになってしまったり、行き届かないことなどもあり、繊細でデリケートな話。多くの場合、それがやらない理由になってしまう」といい、KREVAは「でも今回は、そういう”やらない理由”なんて考えなくていいやと思うくらい、さゆりさんの思いがピュアだった」と続いた。
そして石川は、「やれないって思ったらなにもできない。『偽善』だと言われてもいいから、まずはなにかやってみないと。それでなにかが動き始めたらいいじゃないって思うんです」と笑顔を見せ、「子どもたちも、かつて子どもだった方たちも、そしてこの歌も愛されるために生まれた。なので、すべての人に聴いていただきたい」と力強く伝えた。
楽曲の配信開始に合わせ、YouTubeでミュージックビデオ(MV)も解禁された。MVはビジュアルクリエイターの箭内道彦氏が手がけ、昨年開催された石川の50周年記念リサイタルで本楽曲を初披露した模様や、レコーディングのメイキング映像も組み込まれている。
石川ははじめに、デビュー50周年で初の配信シングルとなる今作を制作した経緯について説明した。「ここ数年、コロナや戦争、貧困格差といった社会問題で、一番力のない子どもたちにしわ寄せが行っていると感じていた」とし、「そんな話をリハーサルで亀田さんやKREVAたちとして、私たちができることはなんだろうと考えたとき、音楽で伝えたいと思った」と語った。
亀田は「いろいろなことがなかなか収束していかない中、『今回ばかりは黙っていられない』というさゆりさんの思いを感じたんです」と回顧し、作曲作業では「我々は”伝説のさゆりメモ”と呼んでいますが、『こういうことを歌いたい』という言葉がつづられたノートを見せていただき、それを作詞家のいしわたり淳治さんとともに読み解いていった。さゆりさんがまいた言葉の種が、しっかりと花咲いたと思う」と自信ものぞかせた。
KREVAは石川からのオファーを「狙いや"てらい”がまったくなくて、『子どもたちをなんとかしたい』という気持ちをピュアにぶつけてくれた」と振り返り、「だったらその気持ちを、そのまま歌にしましょうと。なので、僕も『”弱い生き物”が守られながら育ち、いずれ誰かを守る存在になってくれたらいいな』と思って歌詞を書きました」と、自ら手がけたラップ詞に込めた思いも伝えた。
石川たちは現在、本作の収益をチャリティーとして寄付できるように模索している最中だという。亀田は「チャリティーは、どうしても誰かが置いてけぼりになってしまったり、行き届かないことなどもあり、繊細でデリケートな話。多くの場合、それがやらない理由になってしまう」といい、KREVAは「でも今回は、そういう”やらない理由”なんて考えなくていいやと思うくらい、さゆりさんの思いがピュアだった」と続いた。
そして石川は、「やれないって思ったらなにもできない。『偽善』だと言われてもいいから、まずはなにかやってみないと。それでなにかが動き始めたらいいじゃないって思うんです」と笑顔を見せ、「子どもたちも、かつて子どもだった方たちも、そしてこの歌も愛されるために生まれた。なので、すべての人に聴いていただきたい」と力強く伝えた。
楽曲の配信開始に合わせ、YouTubeでミュージックビデオ(MV)も解禁された。MVはビジュアルクリエイターの箭内道彦氏が手がけ、昨年開催された石川の50周年記念リサイタルで本楽曲を初披露した模様や、レコーディングのメイキング映像も組み込まれている。
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2023/05/31