人気デュオ・KinKi Kidsの堂本光一が10日、東京・帝国劇場で上演されるミュージカル『Endless SHOCK』『Endless SHOCK-Eternal-』開幕記念会見に参加した。自らの発案によって異例の本編・スピンオフ作品を2作品上演となる今回、演じる上で良かった点を聞かれると「なにひとつないんじゃないですか」と自虐した。 光一が作・構成・演出・主演を手掛ける『Endless SHOCK』とコロナ禍において誕生し本編の3年後を舞台にしたスピンオフ『Endless SHOCK-Eternal-』。昨年に続きライバル役を佐藤勝利(Sexy Zone)、オーナー役を前田美波里が務める公演をきのうから5月4日まで、その後7日から31日までライバル役を北山宏光(Kis-My-Ft2)、オーナー役を島田歌穂が務める。 本編とスピンオフでは同じ場面やセリフも多く『SHOCK』に10年以上出演してきたというベテランのふぉ〜ゆ〜・越岡裕貴は「光一くんはなにを言い出すのかという気持ちでいっぱい。きょうも(光一が)着替えなくていいところで着替えてた…そういうことも起きますから」と光一自身も困惑していることに触れる。 光一は「本当にみなさん大変だったと思います。申し訳ない気持ちでいっぱい」と冗談めかしつつも反省。「『Eternal』は役を深掘りすることができる。あのときああ思っていたというのを伝える作品なのでそういう意味では良かったと思うけど…なんにせよ、ややこしい。ごめんなさい!」とポジティブな面に触れつつも恐縮した。 さらに「ややこしいのもそうですしメディアのみなさんにも本編のゲネプロにも起こしいただいて…みなさんの仕事量も2倍ということで。ごめんなさい!」と報道陣にまで気遣い。きのうの本編初日には「セリフをぶっ飛ばしたところも勝利が何食わぬ顔で続けてくれたので…お客さまにはバレなかった」と慣れない試みに冷や汗をかく一方、「バレなきゃいいんです」と開き直って笑いを誘っていた。