演出家の宮本亞門氏(65)が29日、都内で行われたUCC『上島珈琲店』ブランド新製品発表会に出席した。 宮本氏は日頃からコーヒーを愛飲しているそうで「朝起きて、コーヒーを飲む。『NO COFFEE, NO LIFE』っていう感じで、コーヒーがないと僕の人生はない」と断言。「中学くらいからコーヒーは毎朝必ずですね。どこの国へ行っても。チベットとか山の奥に行くときも1人用のドリップを持っていく。コーヒーがないと1日が始まらない」と力説し、「大げさな言い方かもしれないけど“日の出”と同じ。コーヒーがあって自分がいる。コーヒーがないとはたはたしちゃう。午前中必死に探し回るくらい好き」とコーヒー愛を熱弁した。 両親が東京・銀座で喫茶店を営んでいたことを明かし「生まれたのは喫茶店ではないんですが…」と冗談を交えつつ、「ずっと店の中ではコーヒーの香りがしていた」としみじみ回顧。コーヒーを淹れる際、「『なんて大人のいい香りがするんだろう』って。『大人になったらタバコではなくて、コーヒーを飲みたいな』と思っていたのが僕の幼年期です。劇場の前にある喫茶店の息子でお芝居をよく観に行っていたので、お芝居とコーヒーは僕の感性に入っているのかもしれませんね」と語った。