歌手の小林幸子（69）が4日、東京・代々木第一体育館で開催された『第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER』において、今年70歳を迎える小林がシークレットアーティストとして“降臨”した。きらびやかなヘッドドレス、黒字に桜が散りばめられた、和風の羽織りを身にまとった小林がステージに現れると、客席は「えー！」という驚きの声を上げた。

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　小林が登場したのは、今年70周年を迎える『ファッションセンターしまむら』のステージ。関連イベント『TGC teen 2021』には出演歴のある小林だが、同イベントは初参加。初音ミクのカバーでおなじみの「千本桜」を、さすがの歌唱力で歌い上げると拍手かっさい。

　「みなさん、楽しんでますか？」と手を振りながら「自分でいうのもなんですが私もおかげさまで芸能生活59年目を迎えることができました。みんなのお母さんより上よ」とにっこり。さらには、しまむらの社歌を「ファッションセンター・しまむら〜♪」とワンフレーズ披露して、会場を盛り上げていた。

　トークパートでは、まさかの衣裳チェンジ。デコルテが大きく開いたイエローのファードレスで登場すると「これはちょっと地味な方」とはにかんだ。『しまむら』との“70年同士”の奇跡のコラボレーションが実現したが、司会から今年で70歳を迎えることに触れられると「言うな！」とピシャリ。「本当に若い子、きれいな子ばっかり。マスクでよくわかりませんが」と適当ぶりで笑わせながら、「それじゃあね〜どうも〜」と上機嫌でステージを後にしていた。

　「日本のガールズカルチャーを世界へ」をキャッチコピーに2005年8月から年2回で開催されているTGCは、今回で36回目を迎えた。Snow Man・ラウールをはじめ多数のモデル・俳優たちが最新の春夏ファッションを披露し、メインアーティストには＆TEAM、NewJeans、BE：FIRSTらが登場する。MCは、5回連続のタッグとなるEXITと鷲見玲奈が務める。