俳優の寺島しのぶ(50)と長男・寺嶋眞秀(10)が3月1日、東京タワーで行われた『エッフェル塔〜創造者の愛〜』(3月3日公開)のスペシャルコラボレーションイベントに出席した。 本作は、世界で最も有名な観光名所の一つにして、芸術の都パリのシンボル、エッフェル塔の設計に挑んだギュスターヴ・エッフェルの偉業の裏に秘められた愛の物語を描く。製作陣は実在するある女性から想像の翼を広げ、“彼の偉業を成し遂げる原動力には、生涯忘れられない愛する人への想いがあった”という美しい物語に仕上げている。 フランス人の夫を持つ寺島は、ひと足早く本作を鑑賞し「一から立ち上げるというのは、どの時代でも大変なことだったんだなって。パリに大きな塔を建てるという信念を持って、みんなに慕われ、時には裏切られ、それでも自分を信じて突き抜けていく。そんな彼の勇気は素晴らしいことだと思いましたし、私たちにも通じることだなと感じました」と感想を語った。 眞秀も父が育った地としてフランスとは、なじみが深い。「セーヌ川を橋で渡った時にすごく大きなエッフェル塔があって『よく作ったな〜』と思いました」と初めて眺めたときのエピソードを披露しながら「エッフェル塔に登ったことはまだありません。ぜひ登ってみたいと思います!」と声を弾ませた。 この日のイベントには、ギュスターヴ・エッフェルの子孫・6代目エッフェル一家も来場。寺島親子とともに点灯式の大役を務め、東京タワーをトリコロールカラーに染めた。