全国の書店員が「日本一売りたいレシピ本を決める賞」となる『料理レシピ本大賞 2022』の授賞式が6日、都内で行われ、平野レミの『おいしい子育て』がエッセイ賞を受賞、義娘・和田明日香の『10年かかって地味ごはん。』が料理部門に入賞した。料理レシピ大賞において、初の母娘W入賞となった。 『おいしい子育て』は、平野を中心とした賑やかで温かい、和田家の雰囲気が味わえる47品のオリジナルレシピも収録されたエッセイ。平野流の育児と仕事の向き合い方、料理哲学などを学ぶことができる。 『10年かかって地味ごはん。』は、「キャベツとレタスは同じ葉っぱだと思っていたほど料理音痴だった」という結婚当初から10年、日々家族のために作り続けてきたレシピばかりを収録したもの。一見地味なおかずたちだが、しみじみとおいしく、和田家の歴史が詰まった一冊になっている。