タレントの高田純次(75)が14日、都内で行われた書籍『50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう 東京タワーの展望台でトイレの順番ゆずったら本が出せました』(主婦の友社)発売記念取材会に出席。タイトル通り、2018年の秋に、東京タワーでトイレを譲った相手が同社の編集者で、結果的に書籍化に結びついたことから「ほとんど覚えてないんですけど、関係者の方が言ったからそうなのかと。私の天使のような行動が結びついた」と笑わせた。 本の出来栄えについては「だいたいパーフェクトだと思います。本当だったら無料で配りたいんですけど(笑)。今まで何冊か出しているんですけど、その集大成みたいに、思った通りの感じでできあがったので、うれしいです」と満面の笑み。「点数をつけるとしたら?」とのおなじみの質問には「200点っていうところですかね。満点が250点なんで。50点だけ、ちょっと謙虚な気持ちで」と声を弾ませた。 実際に高田と対面した男性アイドルから「あんなイケてるおじさんになりたい」との賛辞が寄せられたことが紹介されるも、当の本人は「その方たちにお金渡しておきましたよ。だから、ある意味よかったですよね(笑)。だいたい、そんな悪口は言わないよね。ウソ3割、本当が7割、柿の種の割合くらいがいいんじゃないかな」とのらりくらりとコメント。「みんなが好きっていうのは、反対でみんなが嫌いっていうことでもありますからね。直接、好きって聞いたことないですから。逆に嫌いだって殴りかかられたこともないですけど」とひょうひょうと語っていた。 同書では、中高年の人生の悩みに対して、高田が回答。ほかにも、過去の発言を改めて振り返ったり、アンタッチャブル・柴田英嗣をはじめとした「高田純次リスペクト芸人」のインタビューも収録している。