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「覚悟を決めた」アーティスト・矢部浩之が横浜アリーナで本気熱唱 コンビ初『歌謡祭』は“ナイナイ流おもてなし”

 お笑いコンビ・ナインティナインが、10月31日に横浜アリーナでレギュラーラジオ『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送・毎週木曜 深1:00)の番組イベント『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を開催する。今年1月に開催を予定しながら、新型コロナウイルスの観戦拡大の影響で中止になったイベントから10ヶ月、“歌”にスポットライトを当て、番組ゆかりの豪華ゲストを迎えてド派手な音楽の祭典として帰ってくる。

10月31日に横浜アリーナで『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を開催するナインティナイン・岡村隆史(左)、矢部浩之 (C)ORICON NewS inc.

10月31日に横浜アリーナで『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を開催するナインティナイン・岡村隆史(左)、矢部浩之 (C)ORICON NewS inc.

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 この歌謡祭に合わせるように、矢部浩之が吉本興業 グループ会社“よしもとミュージック”と“ユニバーサル ミュージック合同会社”による共同音楽レーベル「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」の第1弾アーティストとして、石崎ひゅーいが手掛けたバラードソング「スタンドバイミー」でソロデビューすることも決定。岡村隆史は宣伝隊長として張り切っており、コンビそろって精力的に活動している。そんな2人に、イベントに向けた意気込みと矢部のデビュー曲の反響について、ラジオの生放送前にこっそり聞いてみた。

■矢部のアーティストデビューは「マネージャーの鍛冶が話を大きくしたんじゃ……」

――今回は、矢部さんの「YOSHIMOTO UNIVERSAL TUNES.」第1弾アーティストとしての初インタビュー、ということでよろしいでしょうか?

【矢部】そうなったみたいですね(笑)。自分から言い出したわけではなく、いつの間にかそうなってました。まだ他人事(ひとごと)みたいな感覚があるのですが、デビュー曲の「スタンドバイミー」をニッポン放送さんのいろんな番組でもかけていただいて、本当にありがたいことです。

――「スタンドバイミー」という曲の感想は?

【矢部】最初に相方とひゅーいさんの3人で会ったときに、「ナイナイさんの番組を見てきました」と言ってくれて、「もう曲はほぼ出来ています」と話してたんですよ。それで、デモをいただいたらひゅーいさんの声で仮歌が入っていて「めちゃめちゃええ歌やなぁ」と(笑)。すごく感動したのですが、次の瞬間に「歌えるのか?」って心配になって。すぐにボイトレが始まったのですが、今まで接したことのない方々からいろいろ教わって、というか返事しかしてないです。言われたことに「はい、はい」「なるほど」って(笑)。周りの皆さんに良くしていただいたおかげで、なんとか形になりました。

――岡村さんの感想は?

【岡村】僕は出来上がるまで曲を全く聞いていなかったので、もうちょっとアップテンポで小躍りできるような感じかと予想していたら、全然違っていて。これはマジな曲、しっとりと本格的な曲で、相方がスゴいところに行ってもうたな〜と(笑)。「これ普通に歌えるの?」って聞いたら、「難しいな」って言ってましたけど、だいぶアーティストの顔になってましたね。

――これまでに岡村さんは個人で5回も『歌謡祭』を開催したので、歌手デビューは岡村さんのほうが早いかもと思っていたのですが。

【岡村】でも僕は「POISON」のカバー専門ですから(笑)。歌うっていうのは企画でちょこちょこありましたし、今回もホンマはもうちょっと軽い気持ちでやっていこうと思ってたんですけど、途中からユニバーサルさんがぐわーっと入ってきて、相方も言ってましたけど、「はい、はい」と言ってたらこんな大事(おおごと)になったという(笑)。

【矢部】これは太字で書いてもらいたいんですけど、僕は鍛冶マネージャーが話を大きくしたんじゃないかと思ってますよ(笑)。歌謡祭に向けて「矢部が歌うっていうのはアリ」ってシャレで言ったら、そっからしばらく鍛冶が話をしてこなかったんです。その間に吉本に持ち帰って、ユニバーサルさんを巻き込んで、どんどん話を膨らませたんじゃないかと。そのうち急にいろんな大人が出てきて、「第1弾アーティストです」って言われて、アー写だとかミュージックビデオだとかっていう話になっていって……。

【岡村】あるときに鍛冶マネージャーが大きな体を曲げて僕の耳元で「ちょっとお話が…」って言ってきたんですけど、そのときにはもう話が出来上がっていて、音楽業界の方が続々とニッポン放送に入ってこられました(笑)。

【矢部】珍しく鍛冶が盛り上がってしまったんでしょうね(笑)。

■今年の歌謡祭は「かしこなれ!」 コロナ対策ルールも含めて楽しみたい

――歌謡祭では生歌を披露されますが、準備はいかがですか?

【矢部】初めてお客さんの前で歌うので、完全に安心することはなくずっと緊張感があります。僕にとって歌謡祭自体が初めてだし、“桑田ヤベスケ”として「スタンドバイミー」以外の曲も歌うので、いろんな準備も同時にしなきゃいけないですから。

――岡村さんも2019年の歌謡祭以来、2年ぶりの生歌となりますが、喉の準備は?

【岡村】コロナでカラオケに行けなかったし、この2年間は歌うということがほとんど無かったですねから。……あ、スモール3として『紅白歌合戦』で歌わせていただきました(笑)。今回は歌謡祭ができることになり、ナインティナインとしてリスナーの前でイベントをやるのは初めてに近いですから、今まで自分だけでやってた歌謡祭とは違う雰囲気になりそうです。

――5回も横浜アリーナのステージに立った岡村さんから、ソロアーティストの矢部さんへのアドバイスは?

【岡村】最初の歌謡祭で初めて横浜アリーナの楽屋口から入ったとき、これまでコンサートをやってきた歴代のすごいアーティストたちのパネルがバーっと飾ってあって。「こんな人らがここでライブをやってきたのか。ここで歌うのか」と、最初に会場に圧をかけられるというか、アップをかまされるので(笑)、そこに飲まれないようにしてほしいですね。僕は5回も歌謡祭をやりましたが、お客さんの前って一番緊張しますし、怖さというのはずっとあります。

【矢部】最近はコロナの影響で番組観覧のお客さんもいないですし、目の前にお客さんがたくさんいらっしゃるのも久々だから、緊張しそうですね。そのうえ、感染予防のために、お客さんには大声をご遠慮いただくことになると思うので、静かだったら間違いが目立つから気をつけないと。

【岡村】以前の歌謡祭だったら、「POISON」のサビの部分をお客さんに歌ってもらったり、「Yes!高須クリニック」とか言ってもらってましたけど、今回は今までとは違う感じになりそうですが、そういったことも含めて楽しみにしたいです。

――これまでの歌謡祭では、岡村さんが観客に「バカになれ!」と呼びかけていましたが、コロナ禍での開催となる今回は?

【岡村】今回はコロナ禍なので「かしこなれ!」って言いたいです(笑)。もし声を出したりできないとしても、ラジオリスナーは「聞く」ことができる皆さんだと思いますので、一緒に心のなかで歌って盛り上がってくれたらうれしいです。

■ライブ配信&アーカイブで“岡村&矢部の本気の歌”をフルサイズで楽しめる

――中止となった今年1月のイベントでは、矢部さんが“大物ゲスト”の登場をほのめかしていました。今回の歌謡祭でも、その話は続いていますか?

【矢部】もちろん! その方だけではなく、時間ができたことで新しい流れもできましたし、ビッグゲストのサプライズを楽しみにしていてください。

――今回はライブ配信を実施し、アーカイブもあるので地方に住んでいる方や日曜日に仕事の方も楽しむことができます。

【岡村】これまでの歌謡祭でも「何時に終わるんですか?」「地方から行くのですが当日に帰れますか?」という声が届いていましたが、今回は会場に来られない遠方の方や、リアルタイムで見ることができない方も配信で楽しむことができるので、一緒に盛り上がっていただけたらうれしいです。画面越しでも会場と同じくらい楽しめるイベントにしたいと思っていますので。

【※取材に同席していた冨山雄一・ANNブランドプロデューサー】過去の歌謡祭はチケットが即完売でDVD化されていないので、今回の配信で歌う岡村さんを見るのは初めてという方も多くいらっしゃるのでは、と思います。ワイドショーなどで短いダイジェストが紹介されていましたが、フルサイズの岡村さんと矢部さんの歌、そしてゲストの皆さんのパフォーマンスを配信でもご覧ください。

――矢部さんのソロアーティストとして初ステージに注目も集まっています。

【矢部】個人的には怖いですよ、番組の歴史も含めて。ラジオを5年くらい抜けてて、その間に岡村隆史の歌謡祭が始まって人気になって、戻ってきたと思ったらソロアーティストになってる。側(がわ)だけ見てたら、なかなか勝手なヤツなんで(笑)、長年のリスナーから「なんやあいつ!」って思われてるかもしれないですよね。だからこそ、ちゃんとしたものを届けないとですし、ある意味「バカになれ!」は自分かな、と。もう腹はくくってます。

【岡村】でも、この歌謡祭の前に歌番組の出演が入るかもしれませんからね。

【矢部】実は、『アウト×デラックス』の収録終わりに、元チーフマネージャーの田中が僕のところに来て「11月〜12月の歌番組とかどうされます?」ってストレートに探ってきたんです(笑)。「ユニバーサルの方の意見を聞きながらですが、僕としてはオファーをいただけたらスケジュールを調整してもらって、全力でやらせていただきます」と言っておきました。もう他人事と言ってられないので、覚悟を決めたアーティストとしての姿を横浜アリーナと配信でぜひ見てください!

●『ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』
・日程:2021年10月31日
・会場:横浜アリーナ
・時間:開場 午後3:00 開演 午後4:30

【会場チケット】
■ぴあにて販売中
https://w.pia.jp/t/99ann-kayousai/

【ライブ配信(アーカイブ配信あり)】
■販売期間:〜11月7日 午後6時まで
(アーカイブ配信は11月7日 午後11:59まで)
■チケット料金:
・ライブ配信視聴券:3000円
 →GO TOイベント割引価格:2400円
・ライブ配信限定スペシャルステッカー付きライブ配信視聴券:3737円
 →GO TOイベント割引価格:2990円
■受付サイト
・ぴあ(PIA LIVE STREAM)
・FANY

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