東京大学大学院工学系研究科と積水ハウスは「未来の住まいのあり方」をテーマとした研究や次世代の建築人材育成を目指す『国際建築教育拠点(SEKISUI HOUSE - KUMA LAB)』の研究施設「T-BOX」を同大学工学部1号館に新設した。きょう14日より順次運用を開始する。 これまで当たり前とされてきたライフスタイルや価値観は、時代に合わせて、多種多様にかつ急激に変化し続けている。少子高齢化や環境問題などさまざまな社会課題の解決に向けて、住まい・建築の新たなあり方が求められている。一方、急速に建築分野におけるデジタルテクノロジーの活用が世界的に進む中で、日本は高い技術力を持っているものの、その普及促進には大きく遅れをとっている。そのため、世界的潮流に合わせた研究施設の整備および国際的な人材育成が業界の急務となっていた。
2021/10/14