脚本家の宮藤官九郎氏が、23日放送のTBSラジオ『アシタノカレッジ』(後10:00)にゲスト出演。パーソナリティーの武田砂鉄氏と脚本などについてトークを繰り広げた。
宮藤氏は「自分が考えていることって、わかりづらいし、伝わりづらいなと思っていて、ちょっとでもわかってほしくて、簡単な言葉にすることが多くて。砂鉄さんの本を読んでいて、逆なんですけど、だからこそ興味深く読める」と告白。わかりやすさを意識したことについて「30歳過ぎてからくらいかな。脚本だからかもしれないですけど、ドラマの脚本って、プロデューサーに読んでもらって、ディレクターに読んでもらって、出演者に読んでもらって、完成するんですけど、思っていた以上に伝わってないんだなっていうのが経験であって。それまでは劇団の役者としかやってなかったから。言わなくてもわかる人としかやってなかったから。そうじゃなくなった時に、こんなに人って細かく言わないとダメなんだなっていうのを学びましたね」と明かした。
続けて「(一方で)説明しちゃうと無粋だなと思って、いいやってなることもあるけど、ここが伝わらないと、テレビの人には伝わらないんだろうなって。難しいですよね。できれば面白くなってほしいし、できれば気持ちよくやってほしいし、できればヒットしてほしいから、誤解がないようにと思って、やるんだけど、心のどこかで誤解してほしいなとも思っているんです」と率直な思いを吐露。「今回、一緒に舞台をやる、のんさんが『あまちゃん』のオーディションに来た時に、本人にも言ったんですけど、明らかに設定を誤読していたんですよ。それが面白くて。すごいなと思って、それが第一印象だったんですよね」と振り返った。
その上で「それがうれしいっていうことは。僕は本を書いた時に想像していない解釈をされた時にうれしいと思っちゃうのかもしれない。伝わらないっていうことで、ストレスにならないかもしれない」と明かしていた。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
宮藤氏は「自分が考えていることって、わかりづらいし、伝わりづらいなと思っていて、ちょっとでもわかってほしくて、簡単な言葉にすることが多くて。砂鉄さんの本を読んでいて、逆なんですけど、だからこそ興味深く読める」と告白。わかりやすさを意識したことについて「30歳過ぎてからくらいかな。脚本だからかもしれないですけど、ドラマの脚本って、プロデューサーに読んでもらって、ディレクターに読んでもらって、出演者に読んでもらって、完成するんですけど、思っていた以上に伝わってないんだなっていうのが経験であって。それまでは劇団の役者としかやってなかったから。言わなくてもわかる人としかやってなかったから。そうじゃなくなった時に、こんなに人って細かく言わないとダメなんだなっていうのを学びましたね」と明かした。
続けて「(一方で)説明しちゃうと無粋だなと思って、いいやってなることもあるけど、ここが伝わらないと、テレビの人には伝わらないんだろうなって。難しいですよね。できれば面白くなってほしいし、できれば気持ちよくやってほしいし、できればヒットしてほしいから、誤解がないようにと思って、やるんだけど、心のどこかで誤解してほしいなとも思っているんです」と率直な思いを吐露。「今回、一緒に舞台をやる、のんさんが『あまちゃん』のオーディションに来た時に、本人にも言ったんですけど、明らかに設定を誤読していたんですよ。それが面白くて。すごいなと思って、それが第一印象だったんですよね」と振り返った。
その上で「それがうれしいっていうことは。僕は本を書いた時に想像していない解釈をされた時にうれしいと思っちゃうのかもしれない。伝わらないっていうことで、ストレスにならないかもしれない」と明かしていた。番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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2021/07/23