乃木坂46の生田絵梨花とミュージカル俳優・海宝直人が、15日にNHK総合で生放送される『うたコン』（毎週火曜　後7：57）に出演することが決定した。7月11日に一夜限定で上演した無観客配信ミュージカル『Happily Ever After』の劇中歌をNHKホールで生パフォーマンスする。

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　コロナ禍で3月から休館していた東京・日比谷の劇場「シアタークリエ」再開第1弾として立ち上げられたのが、東宝ミュージカル初となる配信プロジェクト『TOHO MUSICAL LAB.』。通常は1年以上かけて制作するオリジナルミュージカル2作品を、企画から１ヶ月弱、稽古2週間という短期間でゼロから作り上げた。

　そのうちの1作品が、生田と海宝が共演し、根本宗子脚本・演出、清竜人作詞・作曲による『Happily Ever After』。夢の中で出会いながら決して触れ合うことのできない男女の物語を展開した。

　もう1つの作品『CALL』（木村達成・田村芽実・妃海風出演、三浦直之作詞・脚本・演出、夏目知幸作曲）との2本立てでライブ配信された本作は、アーカイブを含めてわずか3日間の配信で2万4000回以上の再生回数を記録。劇場のキャパシティー（約600席）を遥かに上回る視聴数となったほか、生配信直後にはツイッター上で「#TOHOMUSICALLAB」がトレンド入りする反響を呼んだ。

　『うたコン』では劇中曲（曲目未定）を生披露することに。公演の演奏はピアノ奏者１名だったが、今回は『うたコン』のフルバンドとの共演となる。

　生田は「一夜限りの無観客配信上演となった『Happily Ever After』。コロナ禍の中ひっそりと、しかし熱く、祈りを込めたこの世界観の一部を、この度NHKホールから全国の皆さんにお届けできることになり、嬉しく思います。ライブ感を楽しみたいです」とコメント。

　海宝は「本公演ではシンプルなピアノ一台での伴奏でしたが、今回はフルバンドでアレンジされた演奏でお届けします。生田さん、『うたコン』のバンドの皆さんと共に華やかに、そして舞台の空気感を少しでも感じていただけるよう、心を込めてお届けしたいと思います」と意気込んでいる。