9月14日・15日、千葉県・袖ケ浦海浜公園にて、『氣志團万博2019 〜房総ロックンロール最高びんびん物語〜』が開催された。台風15号の影響で千葉県の広域が停電や断水の被害に見舞われ、開催が危ぶまれた今年の万博。主催者である綾小路翔(氣志團)の開催の決断や考えに賛同した33組の出演者と4万5000人の観客が、彼らの故郷である房総の地に集結。両日とも大盛況のうちに幕を閉じた。 初日の開会宣言で「このタイミングで万博を開催するべきか? この人生で一番悩みました。悩み抜いて答えは出ませんでした」と正直な気持ちを吐露した綾小路。「だけど、俺たちは人生の岐路に立たされた時、いつだって前に進むことを選択してきました。俺たちが夢見た音楽の先には必ず希望がありました」と続け、開催を決意するに至った経緯を説明した上で、「我々出演者一同はみんなの明日の活力になるよう、全身全霊でプレイすることをここに宣言します!」と力強く宣言すると、会場中から大きな拍手が起きた。