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インドにAKB48の姉妹グループ『DEL48』『MUB48』2つ同時に誕生へ「非常に衝撃的」

 AKB48の海外姉妹グループとして、インドに「DEL48」と「MUB48」の2つのグループを同時に立ち上げることが明らかになった。インド・ニューデリーで19日に行われた記者会見で発表された。海外では8番目、9番目の姉妹グループ展開となる。

インド・ニューデリーで「DEL48」「MUB48」発足会見

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 現地の著名人も多く来場し、華やかな雰囲気の中で行われた会見で、インドにアイドルグループ「DEL48」と「MUB48」を結成することを発表。「DEL48」は首都デリーのあるインド北部、「MUB48」は映画をはじめエンターテインメントの中心地・ムンバイを拠点として活動する。

 運営会社「YKBK48 Entertainment Private Limited」は、インドを主体とした3×3国際プロバスケットボールリーグを運営しているYKBK ENTERPRISE PRIVATE LIMITEDと、AKB48グループの運営会社であるAKSの2社による合弁会社として設立された。

 YKBK48の代表取締役Rohit Bakshi氏は「インドはチャンスに恵まれていることは間違いないが、国が繁栄していくためには女性が力を持ち、活躍できる環境がなければならないと思います。AKB48グループは日本をはじめ、世界的にも大成功を収めており、他国同様、インドでも夢をかなえられる女の子を増やしていきたい。今回のDEL48とMUB48の発表はインドの芸能業界にとっても非常に衝撃的な出来事になると考えています」とコメントした。

 YKBK会長の加藤慶也氏は「インドの人口規模を考えると、その中からとてつもない才能が出てくるのではないか」と期待。AKS取締役の寺田成昇氏は「今回のインドにおける展開は、私たちにとって海外で8番目、9番目の姉妹グループ展開となります。私たちも全力でサポートさせていただき、インドでの展開にお力添えできるよう、頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 DEL48はインドの政治・経済の中心地デリーの英語表記「Delhi」に由来し、ロゴカラーは国旗のサフラン色(力と勇気)と白(平和と真実)をイメージ。MUB48はインド最大の都市ムンバイの英語表記「Mumbai」に由来し、ロゴカラーは国旗の緑色(豊かな大地)と白(平和と真実)をイメージしたとしている。

 なお、2017年12月に発表されたムンバイを拠点とする「MUM48」については、18年11月に前運営会社「RASHIMI RAJ MEDIA PRIVATE LIMITED」とのライセンス契約を解約したことも明かされた。今回発表されたDEL48、MUB48は新たなパートナー企業とのプロジェクトとなる。

 先に活動を開始するDEL48は、12歳〜20歳の女性を対象とした『DEL48第1期生オーディション』の応募受付を開始。数度の審査を経て、年末に現地でDEL48の1期生メンバーのお披露目イベントを開催予定。

 AKB48は国内でSKE48(名古屋・栄)、NMB48(大阪・難波)、HKT48(福岡・博多)、NGT48(新潟)、STU48(瀬戸内)の6グループを展開。海外の姉妹グループはJKT48(インドネシア・ジャカルタ)、BNK48(タイ・バンコク)、AKB48 Team TP(台湾・台北)、MNL48(フィリピン・マニラ)、AKB48 Team SH(中国・上海)、SGO48(ベトナム・ホーチミン)、CGM48(タイ・チェンマイ)の7グループが展開されており、ここにDEL48、MUB48が加わる。

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