歌手の青山テルマが16日、都内で新シングル「In This Place〜2人のキズナ〜」のリリース記念スペシャルトーク＆ライブを開催。親友のタレント・木下優樹菜とトークを展開した。

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　テルマは「2019年が始まったばっかり。すごくいいスタート。シングルリリースするのは6年ぶりで『出すんだ』という感覚。うれしいですね」と笑顔を見せた。最近はバラエティー番組でぶっちゃけトークもできるマルチな才能を発揮している。

　「11年やってきて『そばにいるね』の印象が強い。自分の中で試行錯誤して『自分らしさ』を探していた。素の自分でもディズニーさんがお仕事をくれると思っていなかった。びっくり。6年ぶりにシングルも出せて、頑張っていればいいことあるなと思った。自分の思い通りには行かないことの方がたくさんあるけど、諦めずにずっとやっていれば、こういう仕事も来る。シングルを出せて頑張ってよかったと誇りに思う」としみじみ思いを口にしていた。

　イベントには木下も登場。仲良くなった経緯についてテルマは「音楽番組で共演させていただいて、そこで『え〜、青山テルマじゃん！　着うたしてるんだけど』って声をかけられた。コイツ、マジ、ヤベェってなった。ずっと『チョリース』って言ってて、そういう人だと思ってた」と回想。

　一方の木下も週刊誌に撮られ、どうようしたテルマがいきなり泊まりに来たそう。泊まった理由について「バイブス」と返答したこと懐かしみ、木下は「バイブスってなんだろうってなったけど聞くの恥ずかしかった」と思い出話に花を咲かせた。

　そんなこんなで、ウマが合うと一気に仲が良くなった。木下は「全部が愛。怒り合えるし」と説明し、テルマもうなずいていた。ただ、絆にヒビが入る一幕も。テルマが10年以上前もらった指輪をなくしたことを正直に告白。木下は「最近、つけてなくて気になってた。違う薬指に指輪をしてる…。この薬指の指輪は何なの！」と彼女のようなショックを受けつつ問い詰めていた。大汗のテルマは「去年、結構働かせていただいた。去年が1番、忙しかったんですけど自分に何も買わなかった。指輪とか買ってみようと思って…」と言い訳をしたが、木下は「なぜ薬指の指輪を買った？　強がったのかな」とイジって笑わせていた。

　また、木下はテルマの超がつくほど真面目な一面も明かした。多くのバラエティー番組に出演し、活躍しているテルマだが、木下は「最近、バラエティーやってるんですけど、最初の方は『うまく行かなかった』と反省点を全部、優樹菜に電話で言ってきた。何ならオンエアチェックしてくれまで」とバラした。

　続けて「もうね、泣いちゃうんだから。『うまくできなかった』『誰々さんに迷惑かけなかったかな』『もう呼ばれないかな』とか。もうね、心はバラエティータレント。アーティストじゃない」と暴露し、照れるテルマは「優樹菜とフジモン（藤本敏史）と宮川大輔さんにだけ相談してたんです。どうすればいいのかを。失礼なこともしたくないし、やるからには全力でやりたいし。バラエティーは初挑戦で…」と赤面していた。

　同作はディズニー映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』のオフィシャルソング。テルマは「見てて楽しい映画。すごく共感しやすい作品かな」とアピールしていた。

　イベントでは「In This Place〜2人のキズナ〜」「ここにいるよ」の2曲を披露し、集まった1000人を魅了した。