注目のテレビCMを紹介する『CMまとめ2018年11月』。今回は、広瀬すずがイノシシの赤ちゃんと戯れる「富士フイルム」、松岡茉優が素朴な歌声を披露した「ロペピクニック」や中条あやみの天真らんまんさが光る「ふるなび」をピックアップ。

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■動物好きの広瀬すず、初めて触るウリボーとの撮影で大奮闘

　『第69回NHK紅白歌合戦』（NHK総合ほか）で紅組の司会に大抜擢されるなど、今年も目覚ましい活躍を見せている広瀬すずが、富士フイルムのWEB動画『フジカラーの写真年賀状つくってみた』篇に出演した。

　同CMは、広瀬が演じるYouTuberが、来年の干支である亥（いのしし）の赤ちゃん“ウリボー（ウリちゃん）”を相棒に、スマホでの写真年賀状作りに挑戦するというストーリー。部屋の中でカメラに向かって解説したり、「結論、フジカラーの写真年賀はアリです！」と決めポーズをするなど、広瀬がYouTuberとして全力で動画撮影に取り組む様子が描かれている。

　ウリボーに触るのは初めてだったという広瀬。撮影後のインタビューでは、「動物との撮影なので演技や段取りを決めて撮影できないことが大変でしたが、（ウリちゃんが）すごくかわいくて癒やされました」と語っている。同作のメイキング動画では、部屋中を走り回るウリちゃんを追いかけたり、マッサージして落ち着かせたりと奮闘する姿が存分に楽しめる。大の動物好きだという広瀬がウリちゃんと戯れる時にみせた、キュートな表情にも注目だ。

■松岡茉優が槇原敬之の名曲カバーに初挑戦

　ファッションブランド「ロペピクニック」のWEB動画では、演技派女優として数々のドラマや映画、CMなどで活躍する松岡茉優が、自身初となる楽曲カバーに挑戦した。

　『どんなときも。 song by 松岡茉優』と題された同CMは、彼との別れを経験した主人公が、少しずつ自分と向き合っていく姿を描いた。松岡は悲しみからふさぎ込み、立ち止まりながらも、前を向いて歩きだす主人公の気持ちを繊細な演技で表現している。

　槇原敬之の名曲「どんなときも。」を歌い上げたその歌声と、同ブランドの新作アイテムを着こなす姿にも注目だ。撮影後、「もし槇原さんが聞く機会があったら、まあまあ良かったよくらいに思ってもらえるように、歌の上手さは歌手さんではないから出来ないんですけど、俳優として“歌の心”みたいなところを理解したいなと努めました」と語った松岡。その素朴ながら心に染み入るような透明感のある歌声は、同CMをより涙を誘うものにしている。

　なお、撮影現場の自然体な松岡を写したメイキング動画や、撮影の裏話やプライベートなどについて語ったインタビュー動画も公開されているので、ぜひチェックしてみてほしい。

■天真らんまんな中条あやみの姿にメロメロになる人続出中

　ネット上で、「かわいすぎる！」との声が続出しているのが、モデル・女優として活躍する中条あやみが出演している、ふるさと納税サイト『ふるなび』のCMだ。リズミカルな曲が流れるなか、ふるさと納税で頼んだ返礼品が届くのを待ちわびる女の子の様子をコミカルに描いている。

　中条は、ポンパドール風のラフなヘアスタイルと、カジュアルな服を身に着けたリラックススタイルで登場。届いた返礼品を大喜びで受け取りに行ったり、頭の上に乗せて駆け回ったりと、無邪気さと笑顔が溢れる女の子を好演している。笑顔もさることながら、CMのスタートとともに映し出されるうるっとした瞳の上目づかいは悶絶級の可愛らしさだ。

　ふるさと納税について中条は、「故郷に恩返ししたい気持ちはあったのですが、どうしたらいいのかわからない部分もあったので、『ふるさと納税』も恩返しの方法の一つだとわかりました」とコメント。そんな彼女の思いが語られるメイキング＆インタビュー動画もあるので、ぜひ余すことなく堪能してほしい。