アイドルグループ・乃木坂46の22ndシングルで、卒業を控えている西野七瀬が最後のセンターを務める「帰り道は遠回りしたくなる」（11月14日発売）のミュージックビデオ（MV）が18日、公開された。

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　9月中旬、栃木県や群馬県、都内のスタジオで撮影されたMVは、人生はさまざまな偶然が重なって変わっていくことがコンセプト。主演の西野がアイドルと美大生の2役を演じ、「もしもバスに乗り遅れていたら…」「もしも絵を描いていなかったら…」といったそれぞれの分かれ道の先で幸せな人生を歩み続けるストーリー仕立てとなっている。

　撮影前には各メンバーに、実際にあったエピソードや西野の印象深かったことを事前リサーチし、各シーンで採用した。最後のダンスシーン撮影終了後には、表題曲で7度のセンターを務めた西野に向けて温かい拍手が贈られ、メンバー同士で記念撮影が始まるなど特別な撮影になったという。

　脚本はカンヌ国際広告祭など多数受賞しているクリエイティブディレクター・澤本嘉光氏、監督はPerfumeや星野源などのMVやドラマ『電影少女』の演出を手がけた関和亮氏が担当した。

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