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しんのすけ役降板・矢島晶子「27年間ありがとうございました」 声優活動は継続

 テレビ朝日系アニメ『クレヨンしんちゃん』野原しんのすけ役の矢島晶子(51)が1日、今月29日の放送回をもって役を降板することを発表。コメントを寄せた矢島は「27年間、ありがとうございました」と感謝するともに、今後も「声の仕事には関わっていきます」と意欲をつづっている。

矢島晶子 (C)ORICON NewS inc.

矢島晶子 (C)ORICON NewS inc.

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 「27年間、春我部の『嵐を呼ぶ5才児』と一緒に過ごして参りましたが、この度、野原家から離れることに致しました」と発表した矢島。理由については「しんのすけの声を保ち続ける事が難しくなった為です。キャラクターの声を作る作業に意識が集中し、役としての自然な表現が出来にくくなってしまった為です」と苦悩もにじませつつ、「長い間、皆様に親しんで頂き、本当に感謝しております」と語った。

 また「『しんのすけ』というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです」と今後も変わらず活動していくことを宣言。最後は「27年間、ありがとうございました」と改めて感謝の言葉で結んでいる。

 矢島は1992年4月13日の番組放送開始から26年3ヶ月にわたってしんのすけ役を担当。今月29日放送が最後の出演回となる。7月からの後任についてテレビ朝日は、現在調整中と発表した。

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