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『アベンジャーズ』次回作は「日本をかなりフィーチャー」A・ルッソ監督明かす

 マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)を手掛けたアンソニー・ルッソ監督とスパイダーマン役のトム・ホランドが来日し、16日、都内の劇場でファンミーティングが開催された。約500人のファンが集まり、約23分のフッテージ(本編映像の一部)が日本で初披露された。作品への期待感で盛り上がる中、登場したA・ルッソ監督は「2週間後に公開になる『インフィニティ・ウォー』の後に控えている『アベンジャーズ4(仮)』では、日本がかなりフィーチャーされることになります。期待してください」とサプライズ発表で日本のファンを喜ばせた。

マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ファンミーティング(左から)アイアンマン、佐野岳、溝端淳平、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督、キャプテン・アメリカ (C)ORICON NewS inc.

マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ファンミーティング(左から)アイアンマン、佐野岳、溝端淳平、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督、キャプテン・アメリカ (C)ORICON NewS inc.

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 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品では、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16年)に続きメガホンをとったA・ルッソ監督。今回、初来日を果たし、「日本にはずっと来てみたかった。世界を代表する都市として東京の映像はいろいろ観てきましたが、実際はそれを上回る。もっと早く来れば良かったです」と、ご機嫌な様子。

 『アベンジャーズ』の撮影現場も相当、楽しいようで、「とにかくチームワークは抜群。単独シリーズでキャラクターを演じてきた全員が共演するという場が、いかに貴重かをみんなが自覚している。意気揚々とうれしそうに共演を楽しんでる。誰か一人が主人公ということではない。自己主張やエゴのない、創造性と協調性にあふれる現場だった。これほどの人数の才能あふれる俳優たちが集まる作品は、『アベンジャーズ』をおいてほかにはないだろう」(A・ルッソ監督)と話した。

 最年少アベンジャーズであるスパイダーマン=ピーター・パーカーを演じるトムは「ピーターのすごいところは、自分がスパイダーマンであることを秘密にしているところ。あれだけの特殊能力を持っていたら、僕ならすぐにインスタで発表してしまうよ(笑)。力の弱い人、大切な人を守る、最高のキャラクターだと思います」とアピール。「子どもの頃から大好きで、ベッドルームでスパイダーマンを演じていた。コスチュームを着てパーティーに行ったこともありました。それが、いま自分がスパイダーマンになっているのはシュールなもので、まさに夢がかないました」と感慨をもらした。

 話題は、『シビル・ウォー』(16年)でMCU作品に初登場するスパイダーマンに、トムを選んだオーディションの裏話にも及び、「スパイダーマンのキャスティングは難航しました。原作コミックどおり、若さあふれるキャラクターとして登場させたかったので、何度もオーディションをしましたね」とA・ルッソ監督が振り返ると、トムから「なぜ何度もオーディションをしたんですか? けっこうなストレスでした」と恨み節混じりのツッコミが入った。

 監督は「ロバート・ダウニーJr(アイアンマン)やクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)ら、ほかのキャストとの相性も大事じゃない? たいへんなオーディションをクリアしたトムのすばらしさは、でき上がった映画を見ればわかります」と返していた。

 スパイダーマン役のオーディションでは、せりふ審査に使われたシーンがたまたま「バック宙して部屋に入っていくシーン」で、トムは「バック宙できるけど、やってもいいかな?」と聞いたそう。A・ルッソ監督は「万が一、失敗してけがでもされたら大変。私の立場からはどうぞとは言えないけど、やるなら自己責任でどうぞ、と言ったんだ。そのことがいまだに忘れられないよ」と、懐かしんでいた。

 イベントの後半には、『アベンジャーズ』でファルコンの日本語吹替えを担当する溝端淳平、マーベル好き“アベンジャーズファン代表”として佐野岳が登壇。佐野は、トムのように、壇上でバック宙してスパイダーマンのポーズを決めてみせ、英語で「アベンジャーズの一員になりたい」とA・ルッソ監督に猛アピール。「敵として忍者や侍がいたらどうですか?」と提案すると、監督は「MCUのずばらしさはなんでもあり、ということ。ひょっとしたらありかもしれませんね」と、佐野の“勇気”を称えていた。

 予定されていたプログラムがすべて終わり、降壇を促されたトムが、MCからマイクを奪って「マーベルを代表してお礼を言わせてください。作品のために世界中を回っている中で、皆さんから本当にたくさんの愛をいただいて感謝しています。ありがとうございます!!」と、改めて感謝を伝えるサプライズも。会場内の熱気をより一層高めていた。

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  • マーベル・スタジオ映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ファンミーティング(左から)アイアンマン、佐野岳、溝端淳平、トム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督、キャプテン・アメリカ (C)ORICON NewS inc.
  • トム・ホランド (C)ORICON NewS inc.
  • アンソニー・ルッソ監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇したトム・ホランド (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇したアンソニー・ルッソ監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇したトム・ホランドとアンソニー・ルッソ監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇したトム・ホランド (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇した(左から)佐野岳、溝端淳平 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇した溝端淳平 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇した佐野岳 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)ファンミーティングに登壇した佐野岳 (C)ORICON NewS inc.

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