俳優の菅田将暉（25）、女優の土屋太鳳（23）が11日、都内で行われた映画『となりの怪物くん』（27日公開）のイベントに出席。同作で初共演となった土屋について、菅田は「太鳳ちゃんはすごく真面目というか素直」と印象を明かし、土屋の真面目さに驚いたというエピソードを披露した。

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　衣装合わせで会ったときを振り返った菅田は「こんなの初めてなのですが、『私、今髪型を迷っているんです。ぱっつんにしたほうがいいか、センター分けにしたほうがいいか。生真面目で冷徹な勉強少女はどっちがいいと思います？　今から見せますね』って言われて、僕からしたらその真面目さが（土屋の演じた）雫だと思って、やる気がでました」と感謝。

　土屋は「この映画の菅田くんが、菅田将暉史上一番かわいい」と熱弁し、「男性の方にかわいいなんて言うのおこがましいのですが」と、ここでも真面目さを感じさせつつ、「ぜひ皆さんに見ていただきたいと思います」と呼びかけた。

　同作は、テレビアニメ化もされたろびこ氏の人気少女漫画を実写映画化。勉強第一で恋をしたことがない女子高校生・雫（土屋）と、隣席の問題児・春（菅田）による風変りな恋愛模様を描く。

　そのほか、古川雄輝（30）、山田裕貴（27）、池田エライザ（21）、浜辺美波（17）、佐野岳（26）、速水もこみち（33）、月川翔監督（35）が出席。キャストたちは撮影を通して仲を深めたようで、菅田は「童心に帰るような撮影でリフレッシュした」と笑顔。菅田の兄役を演じた古川は「菅田くんと7年ぶりに会いまして、前回は同級生の役。今回の撮影初日が、前回撮影した場所と同じだったので、懐かしい不思議な気持ちになりました」と話していた。

　また、この日は『とな怪コレクション』と題して、キャストたちが“春”をイメージしたファッションでランウェイを歩き、観客から歓声が上がっていた。