大みそか恒例の『第68回NHK紅白歌合戦』（後7：15〜11：45　総合）の出場歌手46組が16日、同局で発表され、アジア発の9人組ガールズグループ・TWICEの初出場が決まった。韓国を拠点に活動するグループの紅組出場は、少女時代、KARAの2組が初出場した2011年以来6年ぶり。

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　メンバーは声をそろえて「One in a million！　おはようございます、TWICEです」とあいさつ。サナは「私たちは日本デビューしてまだ間もないにもかかわらず、こうやって紅白歌合戦に出場させていただくことになって本当に光栄です。私たちTWICEを知らない方々もたくさんいらっしゃると思うので、準備を頑張って、たくさんの方々に知っていただけるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

　紅白で楽しみしていることは「普段は韓国で活動していますので、私たちの姿を日本でたくさんの方々に見ていただくこともすごく楽しみにしていますし、ふだん見られない日本の歌手の皆さんの姿を見て、刺激を受けて韓国に戻れるんじゃないかなと思います」と話した。

　韓国の人気オーディション番組『SIXTEEN』発のTWICEは、韓国出身のナヨン（22）、ジョンヨン（21）、ジヒョ（20）、ダヒョン（19）、チェヨン（18）、日本出身のモモ（21）、サナ（20）、ミナ（20）、台湾出身のツウィ（18）からなる9人組。「いい音楽で1回、素晴らしいパフォーマンスで2回魅了する」をコンセプトに活動し、2015年10月にデビュー後、20社とCM契約する人気ぶりを誇る。

　中でも代表曲「TT」の振り付けの中に登場する、両手の親指と人差し指で矢印を作って泣いている絵文字「(T_T)」のような形にする“TTポーズ”は日本でも女子中高生を中心にブームに。TTポーズをまねした写真や「踊ってみた」動画がSNS上で流行し、今年6月に満を持して日本デビューした。

　制作統括の矢島良氏はTWICEの選考理由について「今年日本デビューしたり、TTポーズが若い人たちの間で話題になったり、アルバムやこの前出したシングルもヒットチャート1位になったりと、今年の活躍が顕著だった」と評した。