俳優の石坂浩二が5日、東京・六本木のテレビ東京のスタジオでBSジャパンの新番組『石坂浩二のニッポン凄い人名鑑』(10月8日スタート、毎週日曜 後9:00〜9:54)の初収録後に取材に応じた。番組は、各界の「凄人(スゴビト)」たちが、石坂に見せたい「自分だけのお宝」を持参してトークを繰り広げる。石坂も1000万円の借金をして手に入れた「お宝」について明かした。 それは、『スター千一夜』の司会を務めていた頃(1970〜73年)。かねてから大好きだったギュスターヴ・モローの絵画が売りに出されたことを知り、どうしても手に入れたいと思った石坂は、「フジテレビに前借りしたんです。いまじゃ信じられないでしょう。1000万円くらい貸していただき、その後はずっとタダ働きでした。『スター千一夜』が終わった後も、昼のドラマのナレーションも2年くらいタダでやりました」と、まさに古き良き時代のエピソードを披露した。
2017/09/05