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大野拓朗&落合モトキが台湾で珍道中 人気YouTuber三原慧悟作品に出演

 俳優の大野拓朗落合モトキ、女優の岡本夏美が台湾でYouTuberとして著名な三原慧悟監督と組み、映画『台湾より愛をこめて(仮題)』(来春公開)の主要キャストを演じることが16日、わかった。5年前に台湾で出会った1人の女性を探しに、日本を飛び出す男2人の青春ロードムービーで大野は「せりふもあるようでなく、その場の空気感で、2人の掛け合いの中で生まれてくる会話が、とても刺激的で楽しかったです。夜市での感情をぶちまけてのケンカのシーンは、あの環境だからこそ、今まで積もり積もったお互いへの不満を包み隠さずすべて吐き出せたと思います」と力を込めた。

映画『台湾より愛をこめて』に出演する(左から)落合モトキ、大野拓朗、岡本夏美(C) ITOH COMPANY

映画『台湾より愛をこめて』に出演する(左から)落合モトキ、大野拓朗、岡本夏美(C) ITOH COMPANY

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 5年前、雄介(大野)と光一(落合)は漫才師として成功することを夢みており、またリンも台湾で歌手を目指し、「3人の夢が叶ったら、もう一度この場所(基隆『ジーロン』の海辺)で再会しよう」という約束をしていた。ところが雄介と光一は3年前にコンビを解散。すでに光一は会社員になり、雄介はピン芸人を続けるも売れない日々に悩んでいた。そんな雄介の心情を知り、光一が「今から台湾に行こう」と言い出す。明後日は5年前の約束の日であり、何かを吹っ切るために、旅に出る2人。道中ではくだらない話で盛り上がったり、些細なことでケンカしたり、夢を追う少女(岡本)と出会ったりしながら、20代半ばの男2人がもう一度人生を見つめ直すのであった…。

 本作でメガホンをとるのは、大学時代から学生映画祭で数々の賞を受賞し話題となっていた三原慧悟監督。卒業後はフジテレビに就職し、入社1年目でドラマの脚本・監督デビュー。退社後は、台湾でアイドルになるというプロジェクトを実施するために活動拠点を台湾へ移し、現在、YouTubeのオフィシャルチャンネルには約30万人もの台湾のフォロワーがいる程の人気YouTuberとなっている。今回は三原にとって商業映画としては初監督作品である。

 お笑い芸人の夢を捨てきれずにいる主人公・雄介を演じる大野は「本当に2人で台湾旅行に来ているような撮影でした。せりふもあるようでなく、その場の空気感で、2人の掛け合いの中で生まれてくる会話が、とっても刺激的で楽しかったです。夜市での感情をぶちまけてのケンカのシーンは、あの環境だからこそ、今まで積もり積もったお互いへの不満を包み隠さず全て吐き出せたと思います。台湾の人の温かさ、どこか昔の日本を思い出させる街並み、そして登場人物たちの心の通い、とっても情緒あふれる(エモーショナルな)物語です。今できることを精一杯頑張ろう!と思わせてくれる作品になると思います」とコメントした。

 大野とコンビを組む光一役の落合は「台湾の男2人旅の中で撮影期間は正直短かったです。楽しいロードムービーが撮れたりしてんじゃないのかなーと思います。7月の台湾はゲリラ豪雨があったりで。。そこも収録したり? 出来上がりが楽しみです」と話している。

偶然2人と出会い、ストーリー上、重要な役となる少女メイを演じる岡本は「初めて台湾に来ましたが、現地の皆さん、とてもあたたかくて感激でした。台湾の空気を吸いながら、芝居をするということが、1番役に近づける要素になっていたし、雰囲気から溶け込めたのでよかったです。あと、主演のお2人の優しさに感謝いっぱいでした!」とした。

 クランクインは7月、台湾、日本での撮影は終了している。

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