英バンド・ジャミロクワイが、24・25日に都内で開催予定だった来日公演を中止した。ボーカルのジェイ・ケイ（47）の腰痛が悪化したため、ドクターストップがかかった。ジェイ・ケイは日本のファンに向け「僕が今できることは、心より本当に申し訳ないと謝ることしかありません」と陳謝している。

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　中止となったのは24日の東京・Zepp DiverCity、25日の東京国際フォーラム ホールAの2公演。5年ぶりの来日公演とあり、25日のチケットは発売から5分で即完売し、追加で組まれた24日公演も完売していた。

　ジェイ・ケイは機材を日本へ向けて送った矢先の苦渋の決断だったことを明かし「僕の腰のけがの治りが悪いため集中的なリハビリを受けることになり、旅に出ることはもちろん、みなさんのために納得のいくライブをすることができなくなってしまいました」と状況を説明。「近い将来、僕が動けるようになったら、僕自身にとっても価値のあるライブを披露するので、それまでみなさんが待っていてくれることを願います」とのメッセージを寄せた。

　招へいしたクリエイティブマンプロダクションは「アーティスト側とは早期の再来日に向けスケジュールを調整しておりますが、現時点では振替公演の調整が困難なため、公演を一旦中止とさせていただきます」と説明。チケットは、あす24日〜7月10日までの期間中、購入したプレイガイドで払い戻しする。

■Jay Kayコメント

みなさん、こんにちは。Jayです。ライブを観に来る予定だった日本のみなさん、そしてその他の全ての方へメッセージをお伝えします。

今回の公演を予定どおり行うことができるだろうと信じ、機材もすでに日本へ向けて送り出していた矢先にキャンセルしなくてはならなかったことがどれだけ難しかったことか、言葉では言い現せません。誠実な日本のジャミロクワイのファンのみなさんとは長い間お会いできていなかったということもあり、今回の公演をとても楽しみにしていました。

しかし、僕の腰のけがの治りが悪いため集中的なリハビリを受けることになり、旅に出ることはもちろん、みなさんのために納得のいくライブをすることができなくなってしまいました。

その上、強硬な治療を行うことは、当初の怪我を悪化させてしまう可能性がかなり高いという専門家の診断を受け、今回キャンセルの判断したことは簡単なことではありませんでした。

この状況が来日という選択を不可能なものにしてしまいました。 僕が今できることは、心より本当に申し訳ないと謝ることしかありません。僕から、そしてバンドから、僕のクルーから。日本のクルーやスタッフへ、プロモーターへ、そしてファンのみなさんへ。近い将来、僕が動けるようになったら、僕自身にとっても価値のあるライブを披露するので、それまでみなさんが待っていてくれることを願います。

今回のことは本当に心が痛みます。心より愛と謝罪の気持ちを送ります。

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