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ゲスの極み乙女。5ヶ月ぶりライブ 川谷絵音「いつも見る顔がいてうれしい」

 昨年12月3日から活動を自粛していた4人組バンド・ゲスの極み乙女。が10日、東京・台場のZepp Tokyoで発売記念ライブを行い、5ヶ月ぶりにライブ活動を再開させた。この日発売されたニューアルバム『達磨林檎』の収録曲にヒット曲を交え、1時間半にわたって全15曲を熱演した。

5ヶ月ぶりのライブで15曲を披露したゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音

5ヶ月ぶりのライブで15曲を披露したゲスの極み乙女。のボーカル川谷絵音

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 この日のライブを観覧できるのは、会場に設置されたCD即売ブースで新アルバムを購入したファンを対象に行われたくじ引きの当選者のみ。会場周辺は開場前から多くのファンで賑わい、くじに当たった幸運な2500人が5ヶ月ぶりのステージに胸を高鳴らせた。

 開演時間を迎えると、ステージ前の紗幕越しに、ほな・いこか(Dr)、休日課長(B)、ちゃんMARI(Key)、川谷絵音(Vo/G)が順番にソロを回す。「パラレルスペック」のイントロと共に紗幕が開き、「私以外私じゃないの」に突入。川谷はハンドマイクで「踊ろうぜ、Zepp Tokyo!」とあおり、「星降る夜に花束を」「サイデンティティ」と人気曲を連発した。

 ちゃんMARIは「コポゥ!ただいま〜」とファンにあいさつ。川谷は「いこかさんとしばらく会ってなくて、4月に久々に会ったら髪が長くて最初誰かわからなかった。でも、ちゃんMARIは髪が短くなってて、2人が入れ替わったみたい」とメンバーの変化を紹介した。

 中盤はアルバム収録曲を立て続けに披露。「心地艶やかに」ではちゃんMARIがギターを演奏したり、「シアワセ林檎」ではほな・いこかがマイクを手にステージ前方に登場し、川谷とデュエットを披露したりと、バンドの新境地も垣間見せた。

 川谷は「みんなまだ『達磨林檎』聴けてないと思うし、この後はもう新曲やらないです。急いで聴いてきてくれた人はごめんね」と告げると、後半からは初期からの定番曲を演奏。ゲスの4か条を読み上げる「ホワイトワルツ」、休日課長によるコール&レスポンスから始まる「ドレスを脱げ」、本編ラストは「キラーボール」で会場中を踊らせた。

 アンコールで「いつも見る顔がいてホントうれしいです」と喜びをかみしめた川谷は「ここからまた懐かしい曲をやります。アルバム発売記念と言いつつ、僕らがやりたい曲をやるんで、最後まで楽しんで行ってください」と言って「ルミリー」と「ユレルカレル」を披露。ラストは「crying march」で締めくくると、アルバムのジャケットを飾っている巨大な達磨林檎が運び込まれ、メンバー4人で片目を入れて気持ちを新たにしていた。

■ゲスの極み乙女。「達磨林檎」発売記念ライブ
01. パラレルスペック
02. 私以外私じゃないの
03. 星降る夜に花束を
04. サイデンティティ
05. 心地艶やかに
06. ロマンスがありあまる
07. 某東京
08. シアワセ林檎
09. ホワイトワルツ
10. ドレスを脱げ
11. jajaumasan
12. キラーボール
【アンコール】
13. ルミリー
14. ユレルカレル
15. crying march

関連写真

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  • 5ヶ月ぶりのライブを行ったゲスの極み乙女。(10日=東京・Zepp Tokyo)
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  • ゲスの極み乙女。ちゃんMARI(Key)
  • ゲスの極み乙女。ほな・いこか(Dr)
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  • ゲスの極み乙女。新アルバム『達磨林檎』

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