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『この世界の片隅に』キネ旬ベスト・テン第1位 アニメでは『トトロ』以来28年ぶり

 片渕須直監督によるアニメーション映画『この世界の片隅に』が、きょう10日発表の『第90回キネマ旬報ベスト・テン』で邦画第1位と、監督賞をダブル受賞したことが明らかになった。アニメーション映画が1位に選ばれたのは宮崎駿監督『となりのトトロ』(1988年)以来2度目、28年ぶり。監督賞にアニメーション監督が選出されるのは、今回が初となる。

 片渕監督が6年の歳月をかけて作り上げた本作は、こうの史代氏の同名漫画を原作に、戦時下の広島・呉を舞台に大切なものを失いながらも前を向いて生きる女性、すずを描いた物語。クラウドファンディングによる資金調達で製作され、昨年11月12日の公開時に63館だった上映館数は1月8日には177館まで増加、興行収入も累計11億円を突破するなど順調に記録を伸ばしている(すべて興行通信社調べ)。

 今回のベスト・テンは2016年に公開された作品が対象。外国映画ではクリント・イーストウッド監督『ハドソン川の奇跡』が1位に輝いたほか、個人賞では主演女優賞に宮沢りえ(『湯を沸かすほどの熱い愛』)、主演男優賞に柳楽優弥(『ディストラクション・ベイビーズ』)がそれぞれ選ばれている。

【2016年 第90回日本映画ベスト・テン】
1位『この世界の片隅に』
2位『シン・ゴジラ』
3位『淵に立つ』
4位『ディストラクション・ベイビーズ』
5位『永い言い訳』
6位『リップヴァンウィンクルの花嫁』
7位『湯を沸かすほどの熱い愛』
8位『クリーピー 偽りの隣人』
9位『オーバー・フェンス』
10位『怒り』
(次点:『海よりもまだ深く』『64-ロクヨン-前編/後編』)

【2016年 第90回外国映画ベスト・テン】
1位『ハドソン川の奇跡』
2位『キャロル』
3位『ブリッジ・オブ・スパイ』
4位『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
5位『山河ノスタルジア』
6位『サウルの息子』
7位『スポットライト 世紀のスクープ』
8位『イレブン・ミニッツ』
9位『ブルックリン』
10位『ルーム』
(次点:『ボーダーライン』)』

【個人賞】
日本映画監督賞=片渕須直『この世界の片隅に』
日本映画脚本賞=庵野秀明『シン・ゴジラ』
主演女優賞=宮沢りえ『湯を沸かすほどの熱い愛』
主演男優賞=柳楽優弥『ディストラクション・ベイビーズ』
助演女優賞=杉咲花『湯を沸かすほどの熱い愛』ほか
助演男優賞=竹原ピストル『永い言い訳』
新人女優賞=小松菜奈『溺れるナイフ』『ディストラクション・ベイビーズ』ほか
新人男優賞=村上虹郎『ディストラクション・ベイビーズ』ほか
外国映画監督賞=クリント・イーストウッド『ハドソン川の奇跡』



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