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走るマリオを指一本で操作 スマホ初のマリオ『SUPER MARIO RUN』を体験

 任天堂初の本格的なスマートフォン用ゲームとして話題の『SUPER MARIO RUN(スーパーマリオ ラン)』。12月15日から日本など世界151カ国・地域に向けて、iPhone、iPad向けにApp Storeで無料配信を開始する。全ゲームのプレイは1200円だが、その後の追加課金は一切ないのが特徴だ。そのリリースを前に、マスコミ向けのプレス体験会が実施され、ORICON STYLEでは実際にゲームをプレイしてみた。

任天堂のスマートフォン用ゲーム『SUPER MARIO RUN』のiPhone版ゲーム画面 (C)2016 Nintendo

任天堂のスマートフォン用ゲーム『SUPER MARIO RUN』のiPhone版ゲーム画面 (C)2016 Nintendo

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■王道の横スクロールで走るマリオを操作する「ワールドツアー」

 マリオは1981年にアーケードゲームとして稼動した「ドンキーコング」に登場。そして、1985年にマリオがクッパにさらわれたピーチ姫を助けに行くファミコン用ソフト「スーパーマリオブラザーズ」が発売。国内681万本以上、全世界では4,024万本以上を売り上げ、「世界一売れたアクションゲーム及びファミリーコンピュータ用ソフト」としてギネス記録として認定。2016年はリオ五輪の閉会式で安倍晋三首相がマリオの姿で登場したことも話題をさらった。

 マリオ誕生35周年の年でもあった今年の最後に発売されるのが「SUPER MARIO RUN」だ。このゲームは、「ワールドツアー」「キノピオラリー」「王国づくり」の三つのモードが用意。まずは「ワールドツアー」を体験していく。このモードはいわゆる「スーパーマリオブラザーズ」から続く、右に進行していく横スクロールのサイドビューアクション。仕様可能キャラクターはマリオ、ルイージ、キノピオ、ヨッシーが用意され、その後、一定条件でプレイキャラが増える仕組み。

 今作の過去マリオシリーズとの一番の違いは「RUN」のタイトル通り、キャラクターが自動的に右に進んでいってくれる点だ。走っていくキャラに対して、ユーザーが画面をタップすれば、キャラがジャンプし、長押しタップでジャンプがより高くなる仕組みだ。敵キャラクターや土管など、さまざまな障害物が出てくるが、キャラの体と同サイズの大きさなら“馬とび”でキャラが自動で乗り越えてくれるという素敵な仕様。その上、誰もが最初に出会う敵キャラクター・クリボーもオートで馬とびするという画期的な仕組み。もちろんジャンプで敵を飛び越えたり、踏みつぶしたりすることも可能だ。

 実際にマリオでプレイしてみると、マリオがクリボーを難なく馬とびで突破していく姿が実にラブリー♪ 自動で走っていくマリオを操作するのは、最初はやや苦戦するものの、すぐに慣れていくため、簡単すぎず、さりとて、難しすぎないマリオシリーズならではの“攻略しがい”を感じた。

■友達や世界中の人とマリオアクションのクールさを競う「キノピオラリー」

 「キノピオラリー」は、遊ぶたびにコースが変わる対戦モード。対戦相手を選んでスタートし、その相手ユーザーのプレイが透明キャラで表示される中、進んでいく。いいタイミングでジャンプするなど、クールなアクションを決めてゲージをためると「コインラッシュモード」に突入する。そうして、途中で出てくるコインを集め、応援にかけつけたキノピオの数で決まるスコアを対戦相手と競う。

■ガーデニング感覚で自分だけの王国を作ることができる「王国づくり」

 「ワールドツアー」「キノピオラリー」で獲得したコインで交換できる建物やかざりで、自分だけの王国をデコレーションすることができる。「キノピオラリー」で仲間にしたキノピオたちの力をかりて、お城や街をどんどん大きくしていきます。設置できるのは、キノコ、土管、山、モミの木など多種多様。ほかのだれにも作れない自分だけの王国を作ることが出来る。

 誰もが一度は体験した「SUPER MARIO」が「SUPER MARIO RUN」としてiPhoneで手のひらの中で楽しめるのはエポック・メイキングだ。しかも、自動的にマリオは走り、馬とびで敵キャラを乗り越えるもの面白い。簡単なようでいて、タイミングよく、ジャンプを繰り返さなければゲットできない場所にカラーコインがあるなど、思わずやり込みたくなる仕掛けも満載。伝統のある任天堂ブランドならではの温かい手触りと奥深さのある「SUPER MARIO RUN」はその革新性はもちろん、プラットフォームがスマホに移行しようとも、脈々と受け継がれる普遍性を改めて感じさせてくれる。

(C)2016 Nintendo
Apple および Apple ロゴは米国その他の国で登録された Apple Inc. の商標です。App Store は Apple Inc. のサービスマークです。
※画面は開発中のものです。

関連写真

  • 任天堂のスマートフォン用ゲーム『SUPER MARIO RUN』のiPhone版ゲーム画面 (C)2016 Nintendo
  • 『SUPER MARIO RUN』を手のひらの中で楽しむマリオ 
  • 壁をけって進むのだが、そのタイミングがなかなか難しい。
  • 画面をタップすることでマリオがジャンプ! 
  • 任天堂のスマートフォン用ゲーム『SUPER MARIO RUN』のiPhone版ゲーム画面 (C)2016 Nintendo
  • 任天堂のスマートフォン用ゲーム「スーパーマリオ ラン」のiPhone版ゲーム画面 (C)2016 Nintendo
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