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阿部寛、巨匠チェン・カイコー監督作に出演 日中合作『空海―KU-KAI―』

 俳優の阿部寛が、『始皇帝暗殺』などで知られる中国の巨匠チェン・カイコー監督がメガホンを取る日中合作映画『空海―KU-KAI―』(原題:妖猫伝)に出演することが21日、わかった。夢枕獏氏の小説『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫)を映画化し、染谷将太が若き日の空海を演じる同作。阿部は、カイコー監督の熱望を受けて重要な役どころである安倍仲麻呂(※原作表記ママ)を演じる。

 中国・唐の時代、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天(ホアン・シュアン)とともに首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る。日本人キャストとして松坂慶子も出演し、現在も中国にて長期間の撮影を行っている。

 阿部が演じる安倍仲麻呂とは、奈良時代、717年に遣唐使として入唐する。第9代皇帝である玄宗に仕え、司経局校書、左拾遺、左補闕など重要な職につき、李白、王維、儲光羲など唐詩人らとも交流したとされる。

 その後、日本へ戻る船が難破し帰国が叶わず、中国に戻り、ベトナム、ハノイで任につき、亡くなるまで約50年間も中国で暮らした。本作では同じく遣唐使となった空海が謎の事件の核心に迫るなか、期せずして安倍仲麻呂の足跡をたどることになるという重要な役どころとして登場する。

 これまでも海外作品に参加経験のある阿部は「俳優人生の中でもこんなスケールの作品に出演するのは初めてです。このセットのすごさ、エキストラのすごさ、監督がそれをまとめあげるすごさ。そして、すごくこだわって1日ワンカットしか撮れない日もありますが、そのような撮影をしているチェン・カイコー監督を尊敬しています」とコメント。

 カイコー監督の演出について「一緒に1つのワンカットを最高のものにしようという意識と、その意識の高さを感じます。今回この作品に参加でき、非常に勉強になりすごく良かったと思います」と感銘を受けた様子。

 安倍仲麻呂については「本を色々読んだら、魅力的な人であって容姿的にもカッコいい人だったみたいですね。今回中国に来て、私は安倍仲麻呂を演じさせていただいて、染谷くんは空海を演じていますが1300年前の2人に敬意を称するとともに幸せなことだと思い一生懸命頑張ります」と話していた。



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