お笑い芸人・バカリズムとタレント・マギーがMCを務める日本テレビ系音楽番組『バズリズム』が5・6日の両日、横浜アリーナでライブイベント『バズリズム LIVE 2016』を開催した。2日間で2万4000人を動員したイベントの最後には、バカリズムがいきものがかりと結成した一夜限定の企画ユニット「いきものばかり」が新曲「I think」を披露。バカリズムは「オシッコちびるぐらい緊張した(笑)」と言いながらも、観客を大いに沸かせていた。
オープニングアクトのwacciの演奏後、トップバッターはファンキー加藤が務めた。1曲目の「MUSIC MAGIC」からテンションMAXの加藤は「踊れー!歌えー!横浜ー!飛べー!」とあおり、2曲を歌い終えると早速、酸素を吸入。FUNKY MONKEY BABYSの代表曲「あとひとつ」「ちっぽけな勇気」などを熱唱し、バカリズムが思わず「最初からトップギアで大丈夫?」と心配するほど熱すぎるパフォーマンスで盛り上げた。
続いてSPYAIRはスローでヘビーなナンバー「THIS IS HOW WE ROCK」でスタートし、2曲目、3曲目と徐々にテンポを上げていく。4曲目の「ファイアスターター」、5曲目の「イマジネーション」で最高潮に達すると、ボーカルIKEは「きょうのお客さんはあったかく最高! スペシャルな日なんで新曲やっていいですか?」と呼びかけ、9日発売の新曲「RAGE OF DUST」を披露した。
3番手として、Fear,and Loathing in Las Vegasが初登場。ギターのSxunは「初めましての方が多いと思います。名前が長いのでせめて、最後のラスベガスだけでも覚えていってね」とあいさつ。スタンディングのライブハウスが主戦場の彼らにとって座席のあるアリーナは新鮮だったようで、会場を見渡しながら「環境は違いますが、自分たちらしくやっていきます!」と宣言すると、重厚なハードコアにポップを織り交ぜた唯一無二のサウンドで観客を引き込んだ。
暗転したステージから印象的なイントロが流れ、黄色い歓声で迎えられたback numberは、「クリスマスソング」「花束」からスタート。16日発売の新曲「ハッピーエンド」などを披露すると「きょうは、事務所の先輩(ファンキー加藤)や曲を書く上での師匠のような大先輩とご一緒できてうれしいです! 5年半かかってわかったことがあって、無駄なこと話すより1曲でも多く歌おうと(笑)最後の曲です!」とあいさつ。美メロ連発、35分間のステージを「高嶺の花子さん」で締めくくった。
トリを務めたのは、今年デビュー10周年を迎えたいきものがかり。「ありがとう」からスタートすると、リーダーの水野良樹は「(今年のライブの)締めくくりを『バズリズムLIVE』で迎えますので、皆さん最後までよろしくお願いします!」とあいさつ。バラードナンバー「ラストシーン」をしっとりと聴かせたあとには「気まぐれロマンティック」「じょいふる」とアップチューンを連発し、メンバーもステージ左右の花道を元気いっぱいに走り回った。水野が「ライブという形は、今年これが最後なので、3人だけでやりたいと思います」と切り出すと、デビュー曲の「SAKURA」をアコースティックバージョンで演奏し、会場も一体となっての大合唱となった。
感動的なフィナーレの余韻が立ち込めるなか、マギーが「この後はデザートがあります!」と宣言。ステージ後方のモニターに「いきものばかり」の文字が映し出されると、革ジャンにサングラス姿のバカリズムと水野が登場した。
バカリズムは「水野っちとはラインIDを交換した仲だけど、まだ1回もやり取りしてなくて」「でも、俺たちは音楽と小田急線(?!)でつながってるから」と微妙な関係性を紹介しつつ「最後の演目となりました!イケますか!」とあおると、水野のギターカウントからバカリズムの最新曲「I think」を歌い始めた。
同じ革ジャンスタイル、サングラスをしたいきものがかりの吉岡と山下がコーラスとハーモニカで、マギーもギター演奏で合流。「オチはどこ?」という周囲の心配をよそに、ボブ・ディランばりのフォークロックを最後まで大マジメに歌い切った。
吉岡が「すごくカッコよかったよ!」と冷やかすと、バカリズムは「オシッコちびるぐらい緊張した(笑)。だって両脇に、いきものがかりがいるんだもん!」と焦りながらも、一夜限定ユニット「いきものばかり」をやりきって一安心。バカリズムは「来年もできるように頑張ります!」と早くも次回のイベント開催宣言を残してステージを降りると、客出しのBGMにはちゃっかり、今披露したばかりの新曲「I think」を流して観客の笑いを誘った。
2日間のライブの模様は、初日公演を11月25日、2日目公演を12月2日に『バズリズム』内で放送。CS日テレで12月25日にも放送される。
<バズリズムLIVE 2016 /11月6日セットリスト>
▽wacci(オープニングアクト)
1. リスタート
2. 大丈夫
3. 東京
▽ファンキー加藤
1. MUSIC MAGIC
2. 輝け
3. 走れ 走れ
4. あとひとつ
5. まわせ!
6. ちっぽけな勇気
▽SPYAIR
1. THIS IS HOW WE ROCK
2. 現状ディストラクション
3. ROCKIN’ OUT
4. ファイアスターター
5. イマジネーション
6. RAGE OF DUST
7. サムライハート(Some Like It Hot!!)
▽Fear, and Loathing in Las Vegas
1. Rave-up Tonight
2. Jump Around
3. Just Awake
4. Party Boys
5. Let Me Hear
6. Virtue and Vice
7. Love at First Sight
▽back number
1. クリスマスソング
2. 花束
3. SISTER
4. 黒い猫の歌
5. ハッピーエンド
6. 高嶺の花子さん
▽いきものがかり
1. ありがとう
2. 笑ってたいんだ
3. ラストシーン
4. 気まぐれロマンティック
5. じょいふる
6. SAKURA -Acoustic ver.-
▽いきものばかり(バカリズム+マギー+いきものがかり)
1. I think
オープニングアクトのwacciの演奏後、トップバッターはファンキー加藤が務めた。1曲目の「MUSIC MAGIC」からテンションMAXの加藤は「踊れー!歌えー!横浜ー!飛べー!」とあおり、2曲を歌い終えると早速、酸素を吸入。FUNKY MONKEY BABYSの代表曲「あとひとつ」「ちっぽけな勇気」などを熱唱し、バカリズムが思わず「最初からトップギアで大丈夫?」と心配するほど熱すぎるパフォーマンスで盛り上げた。
続いてSPYAIRはスローでヘビーなナンバー「THIS IS HOW WE ROCK」でスタートし、2曲目、3曲目と徐々にテンポを上げていく。4曲目の「ファイアスターター」、5曲目の「イマジネーション」で最高潮に達すると、ボーカルIKEは「きょうのお客さんはあったかく最高! スペシャルな日なんで新曲やっていいですか?」と呼びかけ、9日発売の新曲「RAGE OF DUST」を披露した。
3番手として、Fear,and Loathing in Las Vegasが初登場。ギターのSxunは「初めましての方が多いと思います。名前が長いのでせめて、最後のラスベガスだけでも覚えていってね」とあいさつ。スタンディングのライブハウスが主戦場の彼らにとって座席のあるアリーナは新鮮だったようで、会場を見渡しながら「環境は違いますが、自分たちらしくやっていきます!」と宣言すると、重厚なハードコアにポップを織り交ぜた唯一無二のサウンドで観客を引き込んだ。
暗転したステージから印象的なイントロが流れ、黄色い歓声で迎えられたback numberは、「クリスマスソング」「花束」からスタート。16日発売の新曲「ハッピーエンド」などを披露すると「きょうは、事務所の先輩(ファンキー加藤)や曲を書く上での師匠のような大先輩とご一緒できてうれしいです! 5年半かかってわかったことがあって、無駄なこと話すより1曲でも多く歌おうと(笑)最後の曲です!」とあいさつ。美メロ連発、35分間のステージを「高嶺の花子さん」で締めくくった。
トリを務めたのは、今年デビュー10周年を迎えたいきものがかり。「ありがとう」からスタートすると、リーダーの水野良樹は「(今年のライブの)締めくくりを『バズリズムLIVE』で迎えますので、皆さん最後までよろしくお願いします!」とあいさつ。バラードナンバー「ラストシーン」をしっとりと聴かせたあとには「気まぐれロマンティック」「じょいふる」とアップチューンを連発し、メンバーもステージ左右の花道を元気いっぱいに走り回った。水野が「ライブという形は、今年これが最後なので、3人だけでやりたいと思います」と切り出すと、デビュー曲の「SAKURA」をアコースティックバージョンで演奏し、会場も一体となっての大合唱となった。
感動的なフィナーレの余韻が立ち込めるなか、マギーが「この後はデザートがあります!」と宣言。ステージ後方のモニターに「いきものばかり」の文字が映し出されると、革ジャンにサングラス姿のバカリズムと水野が登場した。
バカリズムは「水野っちとはラインIDを交換した仲だけど、まだ1回もやり取りしてなくて」「でも、俺たちは音楽と小田急線(?!)でつながってるから」と微妙な関係性を紹介しつつ「最後の演目となりました!イケますか!」とあおると、水野のギターカウントからバカリズムの最新曲「I think」を歌い始めた。
同じ革ジャンスタイル、サングラスをしたいきものがかりの吉岡と山下がコーラスとハーモニカで、マギーもギター演奏で合流。「オチはどこ?」という周囲の心配をよそに、ボブ・ディランばりのフォークロックを最後まで大マジメに歌い切った。
吉岡が「すごくカッコよかったよ!」と冷やかすと、バカリズムは「オシッコちびるぐらい緊張した(笑)。だって両脇に、いきものがかりがいるんだもん!」と焦りながらも、一夜限定ユニット「いきものばかり」をやりきって一安心。バカリズムは「来年もできるように頑張ります!」と早くも次回のイベント開催宣言を残してステージを降りると、客出しのBGMにはちゃっかり、今披露したばかりの新曲「I think」を流して観客の笑いを誘った。
2日間のライブの模様は、初日公演を11月25日、2日目公演を12月2日に『バズリズム』内で放送。CS日テレで12月25日にも放送される。
<バズリズムLIVE 2016 /11月6日セットリスト>
▽wacci(オープニングアクト)
1. リスタート
2. 大丈夫
3. 東京
▽ファンキー加藤
1. MUSIC MAGIC
2. 輝け
3. 走れ 走れ
4. あとひとつ
5. まわせ!
6. ちっぽけな勇気
▽SPYAIR
1. THIS IS HOW WE ROCK
2. 現状ディストラクション
3. ROCKIN’ OUT
4. ファイアスターター
5. イマジネーション
6. RAGE OF DUST
7. サムライハート(Some Like It Hot!!)
▽Fear, and Loathing in Las Vegas
1. Rave-up Tonight
2. Jump Around
3. Just Awake
4. Party Boys
5. Let Me Hear
6. Virtue and Vice
7. Love at First Sight
▽back number
1. クリスマスソング
2. 花束
3. SISTER
4. 黒い猫の歌
5. ハッピーエンド
6. 高嶺の花子さん
▽いきものがかり
1. ありがとう
2. 笑ってたいんだ
3. ラストシーン
4. 気まぐれロマンティック
5. じょいふる
6. SAKURA -Acoustic ver.-
▽いきものばかり(バカリズム+マギー+いきものがかり)
1. I think
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2016/11/07