荒木飛呂彦氏(56)による長編人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が、三池崇史監督(56)と山崎賢人(22)主演で実写映画化されることが28日、都内で行われた記者会見で発表された。山崎をはじめ、神木隆之介(23)、小松菜奈(20)、岡田将生(27)ら豪華キャストたちに注目が集まったが、東宝株式会社とワーナー ブラザース ジャパン合同会社が初めて共同製作・配給することも大きな試みの一つ。プロデューサーを務めるTBSの平野隆氏は「30年前に『ジョジョ』が登場したときも新しい幕開けだったけれど、配給でも初めてこの2社が手を組むので、新しい映画の幕開けとしてこの作品を提供したい」と話し、2社がタッグを組む狙いについて説明した。 原作は、シリーズ117巻で累計売上9000万部を記録し、海外でも高く評価されてきた。19世紀末のイギリスを舞台にした第1部から始まる“ジョジョ”と呼ばれる“ジョースター家”の代々の戦いを描く大河ストーリーから、今回は第4部を映画化し、タイトルは『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。シリーズ化を見据えた製作体制で挑む。
2016/09/29