結成10周年を迎えた男性2人組ユニット・Hilcrhymeが6月30日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた映画『Hilcrhyme 10th Anniversary FILM「PARALLEL WORLD」3D』先行上映会の舞台あいさつに登壇した。“Hilcrhyme応援隊長”として、TOC（MC）と親交が深いタレントのJOYが花束を持って駆けつけ「これからもずっと歌っていてほしい。20年、30年、40年…60年経って、ジジイになっても」とエールを送った。

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　9月3日公開に先駆けて先行上映されたのは、4月15日の東京・ディファ有明公演を3Dカメラで撮影し、ライブ映像にCG演出を加えた“3D LIVE 映画”。「PARALLEL WORLD（並行世界）」というタイトルどおり、実際のライブと、ライブ映像にCGなどを合成した視覚効果によって生まれた“新しいライブ”の両方を楽しめる。

　最新の立体音響システム“ドルビーアトモス”も採用され、ライブ会場同様の迫力と臨場感あふれる音響を楽しむことが可能に。関係者によると、邦楽アーティストのライブ映画でこのシステムを使用した作品が上映されるのは今回が初という。

　先行上映前に行われた舞台あいさつでHilcrhymeは「こんな映画なかなかない」（TOC）、「アトモスということで、DVDとはまったく別モノ」（DJ KATSU）とそれぞれアピール。「“自分は自分である”と誇ることを後押しできる、Hilcrhymeらしい曲ができたと思っています」と紹介すると、同映画の主題歌で6月29日に発売されたばかりのシングル「パラレル・ワールド」をパフォーマンス。TOCの「歌え、カモン！」のかけ声で客席と一体になっての大合唱となった。

　映画上映後、JOYのエールを受けた2人は「10年やってこられたのはファンの人のおかげです。これからもHilcrhymeを末永くよろしくお願いします」（TOC）、「20周年を目指してフレッシュな気分でやっていきます」（DJ KATSU）とあいさつ。TOCが「ツアーで会いましょう！」と10月からスタートする全国ツアーでの再会を呼びかけ、上映会を締めくくった。