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BEGIN“うた開き”野外フェスにバナナマンが飛び入り参加 観客6000人も熱狂

 3人組バンドBEGINが25日、沖縄・嘉手納町兼久海浜公園で県最大級の野外イベント『うたの日コンサート』を開催。一足早く梅雨明けした沖縄の会場に広がる夏空の下、小野リサかりゆし58など豪華ゲストが出演し、観客6000人と一体となって会場を盛り上げた。

16回目の『うたの日コンサート』が開催

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 15回目を迎えた昨年から原点回帰して、「観客も出演者」とのテーマで客席を巻き込んだ全員参加型イベントに変化。今回はプロ・素人含め、昨年の2倍となる総勢800人以上の“出演者”がステージに上った。

 ライブ中盤にはNHKの音楽番組『バナナ♪ゼロミュージック』より、バナナマン、久保田祐佳アナウンサー、サイトウ“JxJx”ジュンが登場。バナナマンの2人が、かねてより会ってみたいアーティストにBEGINを挙げていたことから、飛び入りでの参加が決定。沖縄への観光客を歓迎する「いちゃりば結」で、会場を大いに沸かせてステージをあとにした。

 ボサノバの第一人者・小野リサは「イパネマの娘」など3曲を披露し、熱狂しきった会場に心地よい風を吹き込んだ。トリには2回目の出演となるかりゆし58が登場、ボーカル・ベースの前川真悟が「うたを大切にする、歌を愛でる、音楽を大事にするこんな素敵な『うたの日』のステージの最後にたてることをとても光栄に思います」と感謝の思いを伝えた上で、代表曲「アンマー」などを熱唱した。

 すべてのパフォーマンスが終わると、比嘉栄昇が「今年は5年に1回の“世界のウチナーンチュ大会”が10月にあります。今回はうたの日コンサート2016でもありますが、このウチナーンチュ大会にバトンを渡すつもりで、このステージはまだ終わらないという事で大会へ手渡したい」とイベントの意義を説明。続けて「これは、誰がどうということではなく、ここにいる全員が参加者です!最後にもう1曲演らせてください」とあおって「バルーン」へと突入した。

 出演者と観客の区別がつかないほどの“カーニバル状態”で大盛り上がりする中、曲の途中でまさかの豪雨。突然の事態に戸惑いながらも、全員がずぶ濡れになりながら、歌えや踊れやの大騒ぎで、イベントを締めくくった。

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