俳優の松平健が17日、都内で行われたJ:COMと時代劇専門チャンネルによる特別番組『池波正太郎時代劇スペシャル 顔』完成披露舞台あいさつに登壇。代表作の『暴れん坊将軍』で見せてきた“正義の味方”から一転して、同作で仕掛人という“ダークヒーロー”に初挑戦した松平だが「監督の指示で、いろいろやらせてもらいました」と笑顔を見せた。 暗い過去を抱えて長く放浪の身であった、松平演じる浪人・木村十蔵が主人公の同作。江戸の闇社会に生きる男たちの運命がテーマで「極悪の者だけを斬る」を信条とする十蔵が、闇社会の掟と、趣味の絵描きが結んだ縁との間で揺れ動く様子が描かれる。
2016/05/17