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GLAY、熊本思いライブ無料中継「少しでも楽しんでもらえたら」

 ロックバンド・GLAYが24日、東京・日本武道館で4年ぶりの全国ホールツアー『GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 “Supernova”』のファイナルを迎えた。武道館3daysの最終公演にもファン9000人が集結し、19ヶ所30公演を巡った同ツアーを熱気に包まれながら完走した。

『GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016“Supernova”』ファイナル公演

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 3月29日には、熊本・市民会館崇城大学ホールで公演を行ったGLAY。14日発生した熊本地震の影響で、この日のライブチケットを持ちながらも来場できなかったファンの声もあり、メンバー考案で急きょ『ニコニコ動画』の無料生中継を実施。

 TERUは「きっと九州の人でチケットを持ってたけど、来られなかった子たちもいるだろうし、この映像を観て、少しでも楽しんでもらえたら」と願いながら、全力の歌声を届けた。

 約3時間のパフォーマンスで「Supernova Express 2016」をはじめアンコールを含む全23曲を熱唱。大歓声を浴びたTERUは「みんなの声があるからこそ、10年、20年と歩み続けられました。本当にありがとう!」と感謝し「ツアーが終わってしまう寂しさと、やり遂げた充実感が胸を襲ってますけど、またみんなと会える約束があるから前進していける。7月にはファンクラブのライブもあるので、またそこでお会いしましょう!」と呼びかけた。

 また、テレビアニメ『クロムクロ』(TOKYO MXほか)のオープニングテーマにも起用されたギターのHISASHIの書き下ろし新曲「デストピア」(発売日未定)も武道館3daysで初お披露目。バンド結成以来、同曲で初めてエレキギターを持ち、歌唱したボーカルのTERUは、HISASHIから「独特のグルーヴを持ってる」と絶賛されると「意外と出来るもんだな」と得意気に語って、会場を沸かせた。

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