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布袋寅泰、ボウイに捧ぐ「STARMAN」熱唱 進化させた“原点”ライブに9000人沸く

 ギタリストの布袋寅泰が7日、東京・国立代々木競技場第一体育館でライブ「GUITARHYTHM伝説’88〜 ソロデビュー再現GIGS」を行った。1988年のBOφWY解散後、ソロデビューアルバム『GUITARHYTHM』をライブで表現した同年の公演を、進化させた現在進行形で“再現”したライブショーに、9000人のファンが熱狂した。

「GUITARHYTHM伝説’88〜 ソロデビュー再現GIGS」を行った布袋寅泰(撮影:外山繁)

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 同ライブは、自身のデビュー35周年記念プロジェクト「8BEATのシルエット2016」の第2弾として開催。オープニングは「C’MON EVERYBODY」で幕を開け、立て続けに「GLORIOUS DYAS」が演奏されると、早くもオーディエンスは大熱狂。28年前のオリジナル・ライブにも足を運んだ生粋のファンから、当時は生まれてもいなかった若いファンまで、拳を突き上げた。

 28年前と同じ会場で開催されたが、冒頭に布袋がMCで「再現というより、GUITARHYTHMの『完全版』を楽しんでもらいたい」と語ったように、サウンドや演出などあらゆる面で進化したステージを展開。28年に渡り、ロックンロールに常に挑戦し続けてきた証を示すようなライブとなった。

 アンコールでは、自身の憧れであることをかねてから公言し、今年1月に急逝したデビット・ボウイさんの名曲「STARMAN」のカバーを披露。MCでは、改めて『GUITARHYTHM』という作品について「我ながら、思い切った作品を作ったものだ」と回想。そして、「35周年を迎え、自分のルーツを見つめなおすようなライブをみんなとやれて、うれしいです」とオーディエンスに感謝すると、この日一番の大きな拍手が巻き起こる。感動的な空気に包まれながら、今回のプロジェクト名でもあり、自身の35年の歩みを歌詞に投影させた最新シングル「8BEATのシルエット」を披露した。

 同ライブは10日に大阪城ホールでも開催。また、35周年企画はまだまだ続き、【BEAT 3】では7月3日に地元・群馬県高崎市で自身初のフリーライブ、【BEAT 4】ではいわき・仙台・釜石をめぐる東北ツアー「〜Promise〜 東北PITツアー with Team Smile」を開催する。さらに、6月22日はオールタイムベストアルバム『51 Emotions ?the best for the future-』を発売する。

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