国民的キャラクターのドラえもんが20日、青森・つがる市内のJR五能線木造(きづくり)駅を訪れ、地元の子どもたちら約500人から盛大な歓迎を受けた。木造駅は外観が土偶の形をしており、日本珍スポット100景でも紹介されている名所。駅舎の高さ17メートルに及ぶ巨大土偶“しゃこちゃん”と、公開中の『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』に登場するオリジナルキャラクター“ツチダマ”が似ているといううわさを聞きつけ、ツチダマとともに現地を訪れたのだった。 五所川原駅の小山幸市駅長は「映画に出てくるツチダマは遮光器土偶をモチーフにしたキャラクターですが、この遮光器土偶はつがる市の館岡地区で発見され、全国的にも有名なつがる市の宝と誇れる物の一つです」と説明。「そのほか、映画に出てくるような、自然豊かな観光地がたくさんございますので、訪ねていただければと思います」と、これを機に、木造駅は期間限定で“ツチダマ駅”と呼ぶことになった。
2016/03/20