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globeマーク新ユニットEDO、会津若松市長を表敬訪問

 globeマーク・パンサーの新ユニット「EDO」(イー・ディー・オー)の総合プロデュースを務める木村貴志氏と三味線奏者・TENBI(福居典美)が15日、福島県会津若松の室井照平市長を表敬訪問。TENBIが会津地域に伝わる民謡「会津磐梯山」を演奏した。

会津若松市長室表敬訪問の様子(左から)菅家一郎衆院議員、TENBI、木村貴志プロデューサー、室井照平会津若松市長

会津若松市長室表敬訪問の様子(左から)菅家一郎衆院議員、TENBI、木村貴志プロデューサー、室井照平会津若松市長

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 日本の伝統音楽と現代音楽を組み合わせ、日本文化を世界に向けて発信するEDOが、同市内の鶴ヶ城をモデルにした滝廉太郎作曲の唱歌「荒城の月」をEDM化した「The Moon over the Ruined Castle」(1月29日発売)を世界38ヶ国でリリースしたことがきっかけ。東日本大震災時に同市市長を務め、現衆院議員の菅家一郎氏から会津若松市訪問を提案されて実現した。

 TENBIが市長室で「会津磐梯山」を演奏すると、室井市長は「会津若松市のためにこのような企画を組んでいただきありがとうございます。応援しますので頑張ってください」とエール。TENBIは「EDMのような若い方々に広まっている音楽との融合に温かい応援の言葉をいただき感謝しています」と喜んだ。

 今回の訪問では、会津若松文化振興財団事業委員長で会津民謡協会会長の森川玄翠氏、会津若松観光ビューローの渋川惠男理事長とも懇談。日本の地域に根づいた伝統的な音楽を、現代的なダンスミュージックに乗せて発信し、日本や地域観光に結び付けたいとするユニットの思いを伝えた。

 EDOは第2弾作品として、「会津磐梯山」をEDM化した「Aizu Bandaisan 〜from FUKUSIMA〜Japanese Traditional Anthems #2」を、東日本大震災から5年を迎える3月11日に世界111ヶ国でリリースする。

 マークは「僕の日本の家族にも福島の叔父がいて、復興への想いはあの日から5年間変わっていません。今回の話は、音楽、それもダンスミュージックで、福島にそして世界に元気を届けることができる! そんなすばらしいチャンスをいただき、全力でチャレンジしようと熱くなっています。『会津磐梯山』の音色で、みんなが踊り、楽しめるものにしたいです」と意気込む。

 メンバーのクラウディオは「EDOの音楽を通じて、日本の若者のみならず、世界の人々に新しい『会津磐梯山』を届けることができれば」と期待を込め、ダイチ・ヨコタは「EDOというプロジェクト、『会津磐梯山』という楽曲を通して、福島に勇気が出るような、笑顔が生まれるような音楽を作れたらと強く思います。たとえ些細(ささい)なことでも復興に役立てたら幸いです」とコメントを寄せた。

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