元柔道家でタレントの篠原信一（42）が“暴走王”の誘いを払いのけた。13日、兵庫・阪神競馬場で行われた『BeerFes＠阪神競馬場』のオープニング乾杯セレモニーにプロレスラーの小川直也（47）ともに参加。柔道界の先輩から「今度、プロレスのリングに来いよ」と声をかけられたが「プロレスを観るのは好き。でも痛いでしょ。僕、痛いのはダメなんです」と言い放ち、小川を「お前が言うな！　お前に投げられて何人（柔道を）辞めてったか」とズッコケさせた。

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　プロレス界へ引きずり込むことに失敗した小川だったが、タレント転向後快進撃を続ける後輩の活躍ぶりについて「すごいうれしいよね。柔道やってる人間が活躍してくれると、柔道界にもいい影響がでる」と誇らしげに語り「柔道界の星だよね」と褒めちぎった。

　先輩から絶賛され「自分なんて流れ星ですよ」と謙そんした篠原だが、小川の「嫉妬は全然ない。（仕事が）増えないと（柔道界が）広がらないからね」と寛容な姿勢を見せると「言いましたね、これで先輩の仕事を全部いただきます。公認をいただいたので」と態度を一転させて、ニヤリとほほ笑んだ。

　同企画では、ご当地ビールや全国の名物グルメ、ウルトラ怪獣たちの特性フードをそろえた『阪神怪獣酒馬』など、さまざま料理を提供。10月4日までの各休日に開催される。イベントにはそのほか、ウルトラ怪獣のカネゴン、ゴモラ、メトロン星人、メフィラス星人も登場した。