「赤いスイートピー」「ルビーの指環」など日本歌謡史に残るヒット曲を輩出してきた作詞家・松本隆が今年、作詞活動45周年を迎えることを記念した公演『風街レジェンド2015』(21・22日)が21日、東京国際フォーラムホールAでスタートし、元はっぴいえんどの松本、細野晴臣、鈴木茂が揃ってファンの前に姿を見せた。 松本は20歳のとき、故・大瀧詠一さん、細野、鈴木とともにロックバンド「はっぴいえんど」を結成し、ドラムと作詞を担当。「日本語のロック」を立ち上げ、その後の日本のポップミュージックシーンに多大な影響を及ぼした。バンド解散後は作詞家に専念。太田裕美、近藤真彦、松田聖子、斉藤由貴、薬師丸ひろ子、KinKi Kidsらの膨大な数のヒット曲を輩出し、作曲家・筒美京平、松任谷由実ら音楽仲間とともに歌謡曲黄金時代を築いた。