AKB48の倉持明日香（25）の卒業公演が17日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。父でプロ野球ロッテの元投手・倉持明氏（63）、母、兄2人が駆けつけたほか、大ファンを公言していた元プロレスラーの小橋建太氏（48）も初めて劇場を訪れて祝福した。

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　倉持は小橋氏が13年5月に東京・日本武道館で引退試合を行ったときに、セレモニーで花束を贈呈したほどの大ファンとあり、「小橋さんの引退試合に私が行かせていただいて、私の卒業公演に小橋さんが来てくださるということで本当にうれしかった」と満面の笑み。偶然にもこの日、小橋氏の第1子女児が誕生したとあり、「来てくださるか不安だったんですが、本当に来てくださって、改めてかっこよすぎる。いつも私が見ている人が私のことを見てると思うだけで緊張しました」と大興奮した。

　劇場公演曲「キスして損しちゃった」では、男性の名前を呼び捨てにするセリフがあるが、たまたま小橋氏の前に立ったという倉持は「初めて小橋さんの名前（ケンタ）を呼び捨てで叫んだんですけど、聴こえてなかったみたいです」と笑っていた。

　倉持は卒業後、スポーツキャスターを目指すが、終演後に報道陣の取材に応じた小橋氏は「すごく自分を持っている子なので、今の気持ちでぶつかっていけば、いいスポーツキャスターになれるんじゃないかな」と太鼓判。「第二の青春を歩んでほしい」とエールを送り、「朝はハッピーな誕生、夜はハッピーな卒業公演。こんな一日ないですよね」と笑顔をみせた。

　また、元々来る予定がなかったという父の明氏をはじめ、母、兄の2人も駆けつけた。明氏は「AKBに入って本当に勉強になり、大人になった。ここからがスタートなので応援したい」と愛娘の門出を喜んでいた。