けん玉が「KENDAMA」として世界的ブームの兆しを見せている。海外での盛り上がりが“逆輸入”されるかたちで、日本でも数年前から若者の間で人気を集めており、オリジナルけん玉で観光振興を図る自治体なども現れた。大正時代から日本の庶民の遊びとして親しまれ、根強いファンを持つけん玉。その名前を誰もが知る一方で、ブームとしてはこれまで“一過性のトレンド”で終わってしまった感も否めなかった。今回のブームは、一大ムーブメントへとなることができるのだろうか。■近代化に成功していない「けん玉」
2015/03/19